常緑低木の黄楊・柘植(ツゲ)
ツゲ科ツゲ属
ツゲの木材は、産地によって名前も希少価値も変わる
・アサマツゲ(伊勢地方の朝熊山で産出)
・サツマツゲ(九州の宮崎・薩摩産で産出)
・シマツゲ(伊豆七島の御蔵島で産出)
*イヌツゲ(モチノキ科でツゲとは別植物)
樹皮は灰白色から淡褐灰色で不規則な割れ目が入る
1月のツゲの樹
雌雄同株
全縁の葉は対生で厚みがあり真ん中で小さく凹む
サツマツゲの樹皮
成長に時間が掛かるツゲは、木目が細かく緻密で根付細工、櫛、将棋の駒など細工物の材料として親しまれてきました