10月20日~11月2日・阪急うめだ本店でイベントを開催しました

阪急うめだ本店でペンイベントを開催しました。

今年2回目の阪急梅田本店

開催期間:10月20日(水曜日)~11月2日(火曜日)の2週間

場所:10階ペンラボラトリー

サスティナブルな取り組み

ペンを通して身近にある樹木を気に掛けるきっかけにをテーマにしています。

国産樹種ボールペン販売・100樹種以上の国産樹種オーダーペン・国産漆ボールペン販売・小さな手帳サイズボールペン新発売など

*今回は外国産樹種とシャーペん販売はございません。

M5手帳にシンデレラフィットする長さ118㎜サイズです。

写真左から屋久杉、リンゴ、黒柿、ソヨゴ、ハゼ、柚子

国産樹種を使った美しいボールペン達です。

ペン好きな方がワクワクできるイベント内容で皆様のお越しをお待ちしております。

*新型コロナウイルスの感染状況で、イベント内容は変更になる場合があります。

玄圃梨(ケンポナシ)

落葉高木の玄圃梨(ケンポナシ)

クロウメモドキ科ケンポナシ属

実のなる梨の樹(バラ科)とは異なる

樹皮は灰褐色で縦に浅く裂ける

春の新葉

 

雪椿(ユキツバキ)

常緑低木の雪椿(ユキツバキ)

ツバキ科ツバキ属

名の由来は雪に耐えて育つことからきている

豪雪に押しつぶされても春になるとしなやかな枝持ち上げて開花する力強さを持ち、初めて発見された新潟県で「県木」に指定された

葉は厚みがある楕円形で、葉脈がはっきり見え縁にするどい鋸歯がある

樹皮は滑らかでヤブツバキと同じように白みがかる

 

鼠刺し(ネズミサシ)

常緑針葉の鼠刺し(ネズミサシ)

ヒノキ科ビャクシン属

別名:ネズ、ムロ、トショウ

ネズの硬い針葉をネズミ除けに使ったことから名が付いた

材は樹脂分が多く、日本の針葉樹で最も重硬と言われている

樹皮は灰色を帯びた赤褐色で薄く剥がれ,ヒノキ科らしい様相をしている

 

赤四手(アカシデ)

落葉高木の赤四手(アカシデ)

カバノキ科クマシデ属

野山で普通に見かけることのできる樹

葉は卵型で縁に細かい重鋸歯がある

樹皮は滑らかで暗灰白色。老木になると凹凸ができる

 

石楠花(シャクナゲ)

常緑低木の石楠花(シャクナゲ)

ツツジ科 ツツジ属

5月21日の誕生日木(日本植木協会)

種類が多くて花の色や形も様々で人気がある。園芸品種も多い

4月下旬~6月にかけてツツジの仲間で一番豪華な花を咲かせる

多数の花をつけ、開くにつれて淡い色へ

1月の樹は葉を垂れ下げて沢山の冬芽を付けていました

常緑樹のため冬でも青々としています

全縁の葉は、革質の長楕円形で表面には光沢がある

幹は直立するが枝は曲がる

 

耽羅沢蓋木(タンナサワフタギ)

落葉小高木の耽羅沢蓋木(タンナサワフタギ)

ハイノキ科 ハイノキ属

耽羅(タンナ)は、発見地の済州島の古い呼び名

ハイノキ科の多くはアルミニウムを含む

そのため燃やした灰を染色の媒染剤に用いられることから「灰の木」と呼ばれる

樹皮は灰白色で縦に割れ薄く剥がれる

1月の冬芽

 

黒文字(クロモジ)

落葉低木の黒文字(クロモジ)

クスノキ科 クロモジ属

3月5日の誕生日木(日本植木協会)

クロモジの名前は、写真の様に若木の表面に黒い色が付着し、黄緑に黒い斑模様が入るのを文字に見立てたと言われている

落葉した樹。そんなに大きくはならない

鮮やかな緑の若木は、樹齢を重ねるとざらつき灰褐色になる

雌雄異株で、枝を折ると独特の香気がある

1月中旬に見つけた冬芽です。丸く尖った葉芽と丸い花芽

 

クロモジは高級爪楊枝やクロモジ茶としても知られている

 

杉油杢(スギアブラモク)

常緑針葉樹の杉(スギ)

ヒノキ科スギ属

杉の油杢

飴色に近い光沢のある木目が入り組み、杉とは思えない表情をしています

油分が多く重量が重い特徴もあります

岐阜県にある「石徹白の大杉(いとしろのおおすぎ)」

樹齢約1800年、樹高25m、幹まわり13m

高知県にある「杉の大杉」

樹齢約3000年 日本一の大杉とされています。

スギの樹皮

赤味と白太の色がはっきり分かれるスギの年輪

スギの葉は、硬く棒状で先が尖っています

ボール状の芯に刺して丸く形を整えた「杉玉」を、造り酒屋では新種ができた時に飾ります

 

山椒(サンショウ)

落葉低木の山椒(サンショウ)

ミカン科サンショウ属

熟すと赤褐色になり裂開し、球形で光沢の有る黒色の種子を出す

雌雄異種であり雌株でないと赤い実はならない

大きなトゲは二本一組に生じるのが特徴

春の新葉

葉は奇数羽状複葉で互生する。卵状長楕円形で縁には低い鋸歯があり凹みに油点がある

葉には強い芳香があり、山椒の香味料は葉を乾燥させてすりつぶしたものです

幹が太くなるにつれてトゲは次第になくなり、こぶ状の突起が残る

こぶ状の突起はコルク質が発達し、小さなコブ状の隆起が多くなる

材は堅いため「すりこぎ」として使われる。山椒の木が最適なのは、木に解毒作用があり、擦った際の木の粒子に食あたりを防ぐ効果があるからです