木の「どんぐり」プレゼント

木の「どんぐり」プレゼント

ペンを通した一期一会の出会いに感謝を込めて

ペンの残り木を旋盤で加工して

いろんな形の「木のどんぐり」を作りました。

オーダーペン、ペン体験などで皆様にプレゼントしています。

 

 

ブラックラインシラカシ

常緑高木の白樫(シラカシ)

ブナ科コナラ属

11月23日の誕生日木(日本植木協会)

黒いラインが3本入ったシラカシの板

この色は腐朽菌の感染と戦った痕跡だと言われています

一般的なシラカシの木には入らない珍しい樹の生きた証です

樹皮は灰黒色で別名「クロガシ」と言われている

葉は硬く小さなギザギザがある

夏の終わりの撮影で、まだまだ小さいドングリがですが帽子にはシラカシの特徴の縞模様が刻まれていました

シラカシは受粉した年にドングリが熟す1年成です

木は白味の強くカシ類に特徴的なゴマのような模様(カシ目)の放射組織があります

国産木材の中で重硬で強靭なものの一つで、木工道具の鉋台やノミの柄などに使われています

作れる種類が230種類→370種類に

ずっと準備を進めていた140種類が登場!!

230種類→370種類に。全ての木を見るのには疲れます(笑)

違う木で毎日1本作っても1年かかる種類に

金具との組み合わせは5000種類以上になりました。

今回は、国産の樹木が多く増えたことで

17樹種の「どんぐりシリーズ」に、桜も2樹種追加、沖縄の樹も登場

他にも今まで無かったワイン樽の木やアメリカの神代木まで

ギターやウクレレ好きな方にも人気がある樹種も増えました。

 

あなたと関係が深い木を見付けることができ

大切なオンリーワンのペンと出会える場になれば嬉しいです。

 

マテバシイ

常緑高木のマテバシイ

ブナ科オニガシ属

どんぐりには渋味が無く、アク抜きをしなくて炒って食用にできる

10月中旬のたっぷりドングリ

うろこパンツで二年成。この頃になると手で触れると簡単に取れました

9月のたっぷりドングリ

他のドングリより果皮が非常に厚い特徴がある

公園樹や街路樹として沢山植樹されており、写真のマテバシイの樹も駅前の街路樹です

葉は表面に光沢があり、細長い卵型で縁はつるっとしている

 

一位樫(イチイガシ)

常緑高木の一位樫(イチイガシ)

ブナ科コナラ属

西日本の神社や寺院で多く見られる

イチイガシの樹皮

葉の鋭い鋸歯は上半分にだけある

表は緑色なのに裏は黄褐色の色違いが特徴的で、樹の撮影方向で全く色が違いました

下から撮影した樹はセピア色に!

ドングリには縦に縞模様が入り、シマシマパンツの1年成

 

棈(アベマキ)

落葉高木の棈(アベマキ)

ブナ科コナラ属

樹皮はコルク質が発達しているため、昔はコルクの代用品として使われていた

別名「コルクガシ」と呼ばれることも

クヌギと同じトゲトゲパンツの2年成ドングリ

ドングリと葉は、クヌギと似ているので見分けるのは難しい

大きな葉は縁がギザギザで裏が白っぽい

薪炭材や椎茸の原木として木は使われている

 

槲(カシワ)

落葉中高木の槲(カシワ)

ブナ科

5月5日の誕生日木(日本植木協会)

「家運隆盛」「葉守りの神」と言われている樹

ドングリは1年成でクヌギやアベマキと同じトゲトゲパンツですが、トゲトゲが柔らかくライオンの様なパンツが特徴

4月下旬に咲いた花

雄花は垂れ下がり、雌花は枝葉の付け根に付く

春の新葉

樹皮は亀裂が入り縦に沢山の溝が入る

波の形状をした大きな葉を塩漬けにして餅を包めば柏餅になります

秋には茶色く葉の色を変える

カシワは枯葉をつけた状態で越冬し、春に新葉と入れ替わることから、絶えず世代を継いでいく「家運隆盛」を象徴する樹木とされています。他にも一年中葉を付けた状態が葉を守っている姿に見え「葉守りの神」が宿るとも言われています

 

櫟・橡(クヌギ)

落葉高木の櫟・橡(クヌギ)

ブナ科コナラ属

10月16日の誕生日木(日本植木協会)

自分にとってのドングリはこの樹です。カブトやクワガタ取りでもお世話になりました(笑)めちゃくちゃ蹴ってましたけど‥

子供の頃に遊んでいた裏山にはトゲトゲパンツを履いたクヌギのドングリがいっぱいでした

アベマキとカシワも同じトゲトゲパンツです

クヌギのドングリは花が咲いた翌年に実ができる2年成

葉は細長い楕円形で縁がノコギリ状でギザギザしている。似ているクリとは違ってギザギザした部分が白い

春の新葉

 

クヌギは「国の木」が語源とされるほど日本人に馴染みが深く、古事記や万葉集にも登場する

漢字表記は櫟、橡、椢、、椚、椡、栩、櫪、檞など多数

落雷により樹皮の半分を失ってしまったクヌギの古木

 

シリブカガシ

常緑高木のシリブカガシ

ブナ科マテバシイ属

食べれるドングリがなる樹

ど、ど、ドングリが‥実り過ぎてえらいことになってました。

枝が曲がるほどドングリだらけ(笑)

ドングリの下の部分が少し凹んでことから名前がシリブカガシに

ウロコパンツの2年成です

花を撮影したのは9月中旬

ブナ科の仲間は春に花を咲かせますが、シリブカガシの花は9月~10月に咲きます

そのため花とドングリの実が同居している珍しい姿を見ることができます

樹皮はうねりがあり滑らか

葉は光沢があり、裏は青白い

 

白樫(シラカシ)

常緑高木の白樫(シラカシ)

ブナ科コナラ属

11月23日の誕生日木(日本植木協会)

樹皮は灰黒色で別名「クロガシ」と言われている

葉は硬く小さなギザギザがある

夏の終わりの撮影で、まだまだ小さいドングリがですが帽子にはシラカシの特徴の縞模様が刻まれていました

シラカシは受粉した年にドングリが熟す1年成です

木は白味の強くカシ類に特徴的なゴマのような模様(カシ目)の放射組織があります

国産木材の中で重硬で強靭なものの一つで、木工道具の鉋台やノミの柄などに使われています