櫟・橡(クヌギ)

落葉高木の櫟・橡(クヌギ)

ブナ科コナラ属

10月16日の誕生日木(日本植木協会)

自分にとってのドングリはこの樹です。カブトやクワガタ取りでもお世話になりました(笑)めちゃくちゃ蹴ってましたけど‥

子供の頃に遊んでいた裏山にはトゲトゲパンツを履いたクヌギのドングリがいっぱいでした

アベマキとカシワも同じトゲトゲパンツです

クヌギのドングリは花が咲いた翌年に実ができる2年成

葉は細長い楕円形で縁がノコギリ状でギザギザしている。似ているクリとは違ってギザギザした部分が白い

春の新葉

 

クヌギは「国の木」が語源とされるほど日本人に馴染みが深く、古事記や万葉集にも登場する

漢字表記は櫟、橡、椢、、椚、椡、栩、櫪、檞など多数

落雷により樹皮の半分を失ってしまったクヌギの古木

 

翌檜(アスナロ)

常緑針葉樹の翌桧・翌檜(アスナロ)

ヒノキ科アスナロ属

12月31日の誕生日木(日本植木協会)

樹皮は赤褐色で縦に裂けて剥離する

日本固有の常緑針葉樹

葉は光沢のある緑色で、うろこ状の細かな葉が連なる

葉裏には白い模様(気孔線)がある

NHK朝ドラでも登場した言葉「明日は桧になろう」でアスナロ

「いつかは成功してみせる」桧より安価なアスナロを人間に例えたもの

 

黄檗(キハダ)

落葉高木の黄檗(キハダ)

別名:オウバク

ミカン科キハダ属

2月12日の誕生日木(日本植木協会)

黄金色に輝く樹皮は自然の神秘

皮はぎ作業の写真は長野県小谷村のキハダ

この村では皮だけでなく木も利用するプロジェクトを進められています

黄金色の樹皮は、和薬の元祖とも言われる陀羅尼助の主原料で、陀羅尼助丸は胃腸薬として家にもあります

写真右のペンは縮杢入りのキハダです