落葉小高木の耽羅沢蓋木(タンナサワフタギ)
ハイノキ科 ハイノキ属
耽羅(タンナ)は、発見地の済州島の古い呼び名
ハイノキ科の多くはアルミニウムを含む
そのため燃やした灰を染色の媒染剤に用いられることから「灰の木」と呼ばれる
樹皮は灰白色で縦に割れ薄く剥がれる
1月の冬芽
自分で作る至高の木製ペン
落葉小高木の耽羅沢蓋木(タンナサワフタギ)
ハイノキ科 ハイノキ属
耽羅(タンナ)は、発見地の済州島の古い呼び名
ハイノキ科の多くはアルミニウムを含む
そのため燃やした灰を染色の媒染剤に用いられることから「灰の木」と呼ばれる
樹皮は灰白色で縦に割れ薄く剥がれる
1月の冬芽
落葉低木の黒文字(クロモジ)
クスノキ科 クロモジ属
3月5日の誕生日木(日本植木協会)
クロモジの名前は、写真の様に若木の表面に黒い色が付着し、黄緑に黒い斑模様が入るのを文字に見立てたと言われている
落葉した樹。そんなに大きくはならない
鮮やかな緑の若木は、樹齢を重ねるとざらつき灰褐色になる
雌雄異株で、枝を折ると独特の香気がある
1月中旬に見つけた冬芽です。丸く尖った葉芽と丸い花芽
クロモジは高級爪楊枝やクロモジ茶としても知られている
常緑低木の蜜柑(ミカン)
別名:温州みかん
ミカン科
10月2日の誕生日木(日本植木協会)
冬場こたつで家族で食べることが一つの風物詩にもなっている
体験の木は熊本県で栽培されているミカンの剪定木
有明海沿岸の傾斜地で育てられた樹
11月中旬に撮影した樹には果実がいっぱいでした
山の上で景色を眺めながら食べる!もぎ立てミカンは最高に美味しかったです
常緑針葉樹の杉(スギ)
ヒノキ科スギ属
杉の油杢
飴色に近い光沢のある木目が入り組み、杉とは思えない表情をしています
油分が多く重量が重い特徴もあります
岐阜県にある「石徹白の大杉(いとしろのおおすぎ)」
樹齢約1800年、樹高25m、幹まわり13m
高知県にある「杉の大杉」
樹齢約3000年 日本一の大杉とされています。
スギの樹皮
赤味と白太の色がはっきり分かれるスギの年輪
スギの葉は、硬く棒状で先が尖っています
ボール状の芯に刺して丸く形を整えた「杉玉」を、造り酒屋では新種ができた時に飾ります
常緑針葉樹の杉(スギ)
ヒノキ科スギ属
鳥取県の有名な智頭杉を特殊な技術で圧縮させた特別な材です
熱と圧力で圧縮された杉は三分の一の大きさまで小さくなります
圧縮することで、柔らかい材質の強度と光沢度を高め、木目が詰まった細やかな紋様となります。香りも内部に凝縮されることで芳香度が増し、加熱処理などにより深みのある色合いに変化し高級感がでます。
岐阜県にある「石徹白の大杉(いとしろのおおすぎ)」
樹齢約1800年、樹高25m、幹まわり13m
高知県にある「杉の大杉」
樹齢約3000年 日本一の大杉とされています。
スギの樹皮
赤味と白太の色がはっきり分かれるスギの年輪
スギの葉は、硬く棒状で先が尖っています
ボール状の芯に刺して丸く形を整えた「杉玉」を、造り酒屋では新種ができた時に飾ります
常緑針葉樹の桧、檜(ヒノキ)
ヒノキ科ヒノキ属
12月18日の誕生日木(日本植木協会)
鳥取県の智頭の檜を特殊な技術で圧縮させた特別な材です
熱と圧力で圧縮された檜は三分の一の大きさまで小さくなります
圧縮することで、柔らかい材質の強度と光沢度を高め、木目が詰まった細やかな紋様となります。香りも内部に凝縮されることで芳香度が増し、加熱処理などにより深みのある色合いに変化し高級感がでます。
樹皮は縦に裂け、薄く長くはがれる
葉は鱗片状で先は鈍く芳香があり、裏面にはY字に見える白い気孔帯があります
*よくにたサワラの気孔帯はX字状です
球果は球形で秋に熟す
伊太祁曽神社のヒノキの鳥居です
全国の木材関係者がお詣りする「木の神様」の神社です
落葉低木の山椒(サンショウ)
ミカン科サンショウ属
熟すと赤褐色になり裂開し、球形で光沢の有る黒色の種子を出す
雌雄異種であり雌株でないと赤い実はならない
大きなトゲは二本一組に生じるのが特徴
春の新葉
葉は奇数羽状複葉で互生する。卵状長楕円形で縁には低い鋸歯があり凹みに油点がある
葉には強い芳香があり、山椒の香味料は葉を乾燥させてすりつぶしたものです
幹が太くなるにつれてトゲは次第になくなり、こぶ状の突起が残る
こぶ状の突起はコルク質が発達し、小さなコブ状の隆起が多くなる
材は堅いため「すりこぎ」として使われる。山椒の木が最適なのは、木に解毒作用があり、擦った際の木の粒子に食あたりを防ぐ効果があるからです
常緑針葉樹の栂(ツガ)
別名:ツガマツ、トガ、トガマツ
マツ科ツガ属
11月30日の誕生日木(日本植木協会)
球果(松ぼっくり)は3㎝前後で小さく10月ごろに熟す
熟すと開いて種子が飛び出す
葉は1~2cmで線形で長短不揃いでほぼ2列に並ぶ
葉が次々に展開することから「継ぐ」が転化してツガと名付けられた
裏面に2本の白い気孔線がある。そのため下から見ると白っぽく見える
公園や神社で見かける樹
樹皮は灰赤褐色で縦に裂け、鱗片状に剥がれ落ちる
常緑小高木のヒサカキ
ツバキ科ヒサカキ属
サカキ同様に縁起の良い木とされ、神棚へ供える玉串に使われる
サカキの少ない地域では本種をサカキと称するところも多い
2月下旬に撮影した樹
葉の下に隠れるように壺状の小さな白い花が鈴なりに咲く
花には近くを歩くと香りで気付けるほど独特の強い芳香がある
香りは・・・臭く感じる人も多い
12月上旬の花芽の様子
葉は長楕円形で縁に鈍鋸歯がある。サザンカの葉に似ているがヒサカキの葉柄は無毛です
常緑樹のため1月でも青々とした葉
樹皮は黒褐色から灰褐色で平滑だが、不規則な細かい縦しわが入る
落葉高木のプラタナス
別名:スズカケノキ、モミジバスズカケノキ
スズカケノキ科 スズカケノキ属
万博記念公園の9月のプラタナス並木
「世界四大並木樹種」の1つ(トチ、ニレ、シナノキ、プラタナス)
大きは葉は木陰をつくることから街路樹として大量に植栽されています
樹皮は、綺麗なまだら模様で特徴的
その跡が淡緑灰色の鹿の子まだら模様になる
小さなドリアンのような実
鈴をぶら下げたような実でもあることから「スズカケノキ(鈴掛木)」に
葉は縁には不揃いな大鋸歯がある
大きな葉が特徴的で、両手を並べていっぱいに広げてもたりませんでした
落ち葉も大きくスケールが違います