山椒(サンショウ)

落葉低木の山椒(サンショウ)

ミカン科サンショウ属

熟すと赤褐色になり裂開し、球形で光沢の有る黒色の種子を出す

雌雄異種であり雌株でないと赤い実はならない

大きなトゲは二本一組に生じるのが特徴

春の新葉

葉は奇数羽状複葉で互生する。卵状長楕円形で縁には低い鋸歯があり凹みに油点がある

葉には強い芳香があり、山椒の香味料は葉を乾燥させてすりつぶしたものです

幹が太くなるにつれてトゲは次第になくなり、こぶ状の突起が残る

こぶ状の突起はコルク質が発達し、小さなコブ状の隆起が多くなる

材は堅いため「すりこぎ」として使われる。山椒の木が最適なのは、木に解毒作用があり、擦った際の木の粒子に食あたりを防ぐ効果があるからです