常緑高木のカリン
別名:インドシタン、インドカリン
マメ科シタン属
花梨の実で知られるバラ科とは全く別種
東南アジアからの輸入木材
オレンジ色の小さな花が密集して咲く
散った花は地面をオレンジ色に染める
種子を囲む翼がある
葉は奇数羽状複葉で、卵形で全縁
樹皮は灰色、灰褐色で、浅い縦溝が入る
古くから唐木細工に使われている銘木
自分で作る至高の木製ペン
常緑高木のカリン
別名:インドシタン、インドカリン
マメ科シタン属
花梨の実で知られるバラ科とは全く別種
東南アジアからの輸入木材
オレンジ色の小さな花が密集して咲く
散った花は地面をオレンジ色に染める
種子を囲む翼がある
葉は奇数羽状複葉で、卵形で全縁
樹皮は灰色、灰褐色で、浅い縦溝が入る
古くから唐木細工に使われている銘木
落葉高木のチーク
シソ科チーク属
インド、インドネシア、ミャンマー、タイからの輸入木材
世界三大銘木の一つ(チーク、マホガニー、ウォルナット)
チークには油分が多く含まれているため、材はしっとりとした感触があり油のような匂いがする
ミャンマーチークは別名「本チーク」と呼ばれ天然のチークです
葉は全縁で波打つ
小さな白い花を咲かせる
チークの種子
世界の熱帯地方で造林が行われている
落葉高木の秋楡(アキニレ)
ニレ科ニレ属
一般的な「ニレ」はハルニレを指す
「世界四大並木樹種」の1つ(トチ、ニレ、シナノキ、プラタナス)
公園で見付けた12月上旬のアキニレ
赤、黄、緑色が入り混じる葉色をしていました。遅めの紅葉
秋に開花するアキニレ
春に開花するハルニレ
樹皮は灰褐色で小さな皮目があり、不揃いな鱗片状に剥がれる
9月の葉の様子
秋に目立たない小さな白い花を咲かす
葉身は長楕円形で革質、表面には光沢があり縁に鈍鋸歯
ルニレは葉が大きくて毛深いが、アキニレは葉が小さくて毛がない
紅葉した葉
落葉高木のブラックチェリー
バラ科サクラ属
アメリカからの輸入木材
果実は暗いエンドウ豆サイズを夏の終わりに付ける
ジャムの材料になる
春先に沢山の白い花を咲かせる
大阪市立大学付属植物園には、イギリスから輸入された大きなブラックチェリーの樹がある
樹皮は灰褐色でうろこ状に剥がれる
葉の縁は小さな鋸歯がある
落葉高木の科の木/榀の木(シナノキ)
シナノキ科シナノキ属
「世界四大並木樹種」の1つ(トチ、ニレ、シナノキ、プラタナス)
樹皮は繊維が強く「シナ皮」とよばれ、昔はロープや布の材料などになった
「シナ」は、アイヌ語の結ぶ・縛るのという意味がある
葉はハート形で縁に鋸歯がある
12月中旬の冬芽
春の新葉
木材は柔らかく軽いので加工しやすく木彫材としてよく使われている
常緑高木の七実の木(ナナミノキ)
モチノキ科モチノキ属
11月13日の誕生日木(日本植木協会)
京都府立植物園で見付けた樹木
別名:ナナメノキとも言う
樹皮は滑らかで灰色
モチノキ同じで樹皮からトリモチが採取できる
葉は長楕円形で葉先が尾状に尖り、縁に少し鋸歯がある
常緑小高木の榊(サカキ)
モッコク科サカキ属
1月4日の誕生日木(日本植木協会)
神社や神棚に供えられ神事には欠かせない神聖な樹とされている
葉は2列互生で
濃い緑色で光沢がある長楕円形で縁は全縁
花が終わると緑色の実を付け
11月下旬の写真
沢山の丸い実は黒紫色に熟す
樹皮は赤褐色で小さな波目がつく
里山に普通に生えている
落葉高木のオーセージオレンジ
別名:アメリカハリグワ
クワ科ハリグワ属
アメリカ中南部からの輸入木材
「オーセージオレンジ」という名前ですが、オレンジとは関係ありません
食用にはならない
大きな黄緑色のしわのある果実は、乳白色の樹液が含まれています
秋に黄緑色に熟して落下する
雌花
樹皮は灰色から褐色で厚く、縦に深く割れ目が入ります
黄色い木材は、強力な柔軟性と耐久性に優れているので弓の材料に使われる
常緑高木の譲葉(ユズリハ)
ユズリハ科ユズリハ属
1月3日の誕生日木(日本植木協会)
葉は狭長楕円形で革質で全縁。表面は深緑色で裏面は白っぽい
古い葉は、春の若葉が出るころに垂れ下がり散る。この対照が代をゆずるように見える「若葉に譲る」ことが和名の由来
そのため古くから子孫繁栄を象徴する縁起の良い樹とされ、正月飾りに使われる
葉柄は赤味を帯びる
卵型の冬芽
4月下旬の写真で、雌雄異株で全く表情が違う
写真上は雄花の赤紫色の蕾と写真下の雌花
公園で見つけた樹
樹皮は灰褐色で滑らか
常緑小高木の枇杷(ビワ)
バラ科ビワ属
1月14日の誕生日木(日本植木協会)
主な産地は「房州びわ」と呼ばれる千葉県、「茂木びわ」で知られる長崎県などです
果実の熟す時期は初夏の5月6月です
改良品種が果樹として、広く植えられ名産地が多い
中には黒褐色の大きな種子がある
11月上旬の写真。枝先に円錐花序を出していました
12月1日に撮影した写真
この時期の公園で花が咲いていた樹はビワだけでした
小さな白い花の花柄や蕾は淡いふさふさすた褐色の毛に覆われていて、寒いからフリースを着て温かくして花を咲かせている様に見えてしまいました
大きな葉は、上半分には縁に鋸歯がある。独特のシワ模様は触れるとゴワゴワする
樹皮は灰褐色で、細かい縦の皺がある
植物園に植えられていたビワ
房州ビワの木を製材した時の様子です