科の木(シナノキ)

落葉高木の科の木/榀の木(シナノキ)

シナノキ科シナノキ属

「世界四大並木樹種」の1つ(トチ、ニレ、シナノキ、プラタナス)

樹皮は繊維が強く「シナ皮」とよばれ、昔はロープや布の材料などになった

「シナ」は、アイヌ語の結ぶ・縛るのという意味がある

葉はハート形で縁に鋸歯がある

12月中旬の冬芽

春の新葉

 

木材は柔らかく軽いので加工しやすく木彫材としてよく使われている

 

桂(カツラ)

落葉高木の桂(カツラ)

カツラ科カツラ属

11月7日の誕生日木(日本植木協会)

春の樹木

ペン体験で使っている木は北海道で伐採されました

4月中旬の樹に花が咲いていました

雌雄異株で写真左が雌花、右が雄花です

雌花は薄紅色の紐状、雄花は葉の付け根に薄紅色した円筒状を沢山つける

どちらも花弁も萼も無いため花に見えません

葉は特徴的な円いハート形

新緑の葉に光を通した樹を見上げると、その美しさに見入ってしまいます

9月中旬の少し色付いた樹木

落葉には衝撃を受けるほどの甘い香りが・・・綿アメのような〜キャラメルのようなぁ

いつまでも嗅ぎ続けたいステキな甘い香り!皆さんも一度鼻を近づけてみて下さい!

緑葉にはほとんど無く、黄葉、紅葉になるほど香りが強くなりますので、乾燥した落ち葉に🍂
桂の木材からは甘い香りはしません

木は木肌が緻密ですが柔らかく、彫刻刀での加工が容易で綺麗に仕上がるため木彫材として人気がある