カリン

常緑高木のカリン

別名:インドシタン、インドカリン

マメ科シタン属

花梨の実で知られるバラ科とは全く別種

東南アジアからの輸入木材

オレンジ色の小さな花が密集して咲く

散った花は地面をオレンジ色に染める

種子を囲む翼がある

葉は奇数羽状複葉で、卵形で全縁

樹皮は灰色、灰褐色で、浅い縦溝が入る

古くから唐木細工に使われている銘木

花梨(カリン)

落葉高木の花梨(カリン)

バラ科カリン属

11月4日の誕生日木(日本植木協会)

名前から、お金を「借りん」と縁起が良い樹

写真は11月上旬のカリンの実

黄色い実からはなんとも言えないこうばしい香りがします

樹の近くを通ると香りでもカリンだと分かります

樹は花も実を楽しめるのに加えて、縁起物として庭木にされている

実は堅くて生では食べれません

カリン酒、ジャム、砂糖や蜂蜜漬けにして食べられています

のど飴の材料としてもよく知られている

部屋に置いて香りを楽しむ人も多いです

3月下旬の樹には、赤紅色をした目立つ沢山の蕾を付け

4月上旬には薄ピンク色の5弁の花を咲かせる

樹皮は鱗片状に剥がれ、緑、橙、褐色の印象的な斑模様

葉は卵型で堅く光沢があり、縁に硬い鋸刃が付いている