常緑広葉樹のスダジイ
ブナ科シイ属
12月29日の誕生日木(日本植木協会)
樹皮は細かい縦の切れ目が入り、幹や枝が分岐しやすく巨木になりやすい樹
子供の頃に遊んだ森には無かった殻の中にドングリが入っている樹です
開花から一年半の月日をかけて翌年な秋に熟し殻を割ってドングリが現れます
葉は楕円形で葉の先端は尖る
自分で作る至高の木製ペン
常緑広葉樹のスダジイ
ブナ科シイ属
12月29日の誕生日木(日本植木協会)
樹皮は細かい縦の切れ目が入り、幹や枝が分岐しやすく巨木になりやすい樹
子供の頃に遊んだ森には無かった殻の中にドングリが入っている樹です
開花から一年半の月日をかけて翌年な秋に熟し殻を割ってドングリが現れます
葉は楕円形で葉の先端は尖る
落葉高木の合歓木(ネムノキ)
マメ科ネムノキ亜科
7月8日の誕生日木(日本植木協会)
フワッと広がって美しい淡い紅白色の花
樹皮は灰褐色で点のような皮目がある
葉は夜になると眠るように閉じることから、眠りの木→ネムノキになったみたいです
1日の中で葉が開閉したり、上下に動いたりすることを「就眠運動」という
9月上旬に実ができてました。見た目は薄い豆の莢でマメ科に納得
芭蕉の「奥の細道」の名句「象潟や雨に西施がねむの花」で有名
落葉高木の白樺(シラカバ)
カバノキ科カバノキ属
10月20日の誕生日木(日本植木協会)
高原のでの美しい姿から「高原の白い貴公子」
荒れ地に真っ先に芽を育むことから「マザーツリー(母なる樹)」とも呼ばれています
雪の北海道白樺林
雪の降る日に見付けた樹
関西では出会うことの少ない樹で
写真のシラカバはカフェのオーナーが庭に植えて育てられていました
樹皮は手で触ると簡単に薄皮が取れ、真っ白で美しい幹は「日本三大美幹」の一つ
三大美幹木→ヒメシャラ、シラカバ、アオギリ
樹皮だけでなく木肌も白みを帯びています
皆さんよくご存じのアイスの棒やスプーンはシラカバの木です
常緑小高木の樒(シキミ)
シキミ科シキミ属
3月下旬に白い花を咲かせます
下向きに咲く花は、樹を見上げると花がこちらを向いてくれます
実は有毒成分を含むため「悪しき実」とされ、これが訛ってシキミと呼ばれるようになりました
果実は熟すと裂けて種子を落とす
形状が中華料理で多用されるトウシキミの乾燥実(八角)に似ることから誤食されやすい
葉は表面に光沢があり、縁は全縁
緑で美しい葉を仏事に使うため、漢字にしたときに「佛(ほとけ)」が木編に付く
葉と葉の付け根に冬芽が付く
樹皮は暗灰褐色で浅く縦裂する
落葉高木の十練子(トネリコ)
モクセイ科 トネリコ属
雌雄異株で花弁のない花を付ける(4月下旬の写真)
春の新芽
植物園で見つけた秋のトネリコの樹
樹皮は暗灰色で縦に浅い裂け目が入る
葉は細かい鋸歯がある
落葉高木のホワイトオーク
別名:コナラアルバ
ブナ科コナラ属
アメリカ北部/東部からの輸入木材
ホワイトオークを使った樽は、ウイスキー、バーボン、ワインなど世界中で幅広いお酒に使われています
樹皮は淡い灰色で、浅く裂け目があり鱗状になる
葉は全縁で光沢があり切れ込みが入る
1年成のドングリの実がなる
樽にオーク材を使う理由は、材が持っているタンニンやポルフェノール類、その他の成分がお酒の独特の香味をつくるのに必要不可欠であることと
何十年もの熟成に耐える強度と漏れにくい繊維構造をしているからです
常緑高木の黐の木(モチノキ)
モチノキカ科モチノキ属
12月8日の誕生日木(日本植木協会)
この樹皮を削り取って鳥糯(とりもち)をつくるためモチノキと呼ばれるようになりました
10月上旬の実
12月中旬に公園で見付けた実
大きな丸い赤い実を沢山付けていました
1月中旬の花芽
日本庭園には欠かせない植木であり、「庭木の三大名木」とされる
*モチノキ、モッコク、モクセイ
常緑針葉樹の翌桧・翌檜(アスナロ)
ヒノキ科アスナロ属
12月31日の誕生日木(日本植木協会)
樹皮は赤褐色で縦に裂けて剥離する
日本固有の常緑針葉樹
葉は光沢のある緑色で、うろこ状の細かな葉が連なる
葉裏には白い模様(気孔線)がある
NHK朝ドラでも登場した言葉「明日は桧になろう」でアスナロ
「いつかは成功してみせる」桧より安価なアスナロを人間に例えたもの
常緑高木の椨(タブノキ)
クスノキ科タブノキ属
樹皮は灰褐色で割れが入り古くなると不規則に割れ剥がれる
木材にしたときに赤みが強いものを「赤椨」とも呼びます
葉は厚い革質で表面は光沢があり、縁は全縁です
1月中旬の冬芽の写真
大きく赤味を帯びた目立つ冬芽を付ける
1月下旬冬芽が開き始め、真ん中は2月中旬
3月下旬には花弁が6枚ある小さ黄緑色の花を咲かせる
写真のタブノキは、福井県の銘木「上村家のタブの木」です
常緑高木の木斛(モッコク)
ツバキ科モッコク属
10月8日の誕生日木(日本植木協会)
樹皮は灰淡褐色で滑らか、丸い皮目がある
近くの公園に植樹されていました
葉は質厚く光沢があり、全縁で葉脈は不鮮明
「江戸五木」の一つ(江戸時代に江戸で重視された造園木)
江戸五木→モッコク、アカマツ、イトヒバ、カヤ、イヌマキ
モチノキやマツと並び「庭木の王」と呼ばれている
三大庭木の一つでもある
(三大庭木→モッコク、モチノキ、モクセイ)