落葉高木のキハダカンバ(イエローバーチ)
カバノキ科カバノキ属
北アメリカ東部からの輸入木材
樹皮の色から「黄金の白樺」「金色の白樺」とも呼ばれています
樹皮は黄色がかった青銅色で、細い横縞に剥がれる
花は垂れ下がります
葉は卵形で、縁は細かく鋸歯状になっています
自分で作る至高の木製ペン
落葉高木のキハダカンバ(イエローバーチ)
カバノキ科カバノキ属
北アメリカ東部からの輸入木材
樹皮の色から「黄金の白樺」「金色の白樺」とも呼ばれています
樹皮は黄色がかった青銅色で、細い横縞に剥がれる
花は垂れ下がります
葉は卵形で、縁は細かく鋸歯状になっています
常緑樹のセイロンニッケイ(シナモン)
クスノキ科クスノキ属
インド、インドネシア、中国からの輸入木材
樹皮(内皮)がお菓子などでお馴染みの料理スパイスとして使われます
香辛料のシナモンスティックになります
葉はタマゴ型で光沢があり、全縁で縦方向にくっきりとした葉脈が3本入る
落葉高木のケンタッキーコーヒーツリー
マメ科
アメリカケンタッキー州からの輸入木材
公園樹や街路樹として植えられている
黄葉し葉を落とし冬枯れする
樹皮は灰色で縦に裂けて剥がれる
実の写真
ケンタッキー州の開拓者達がこの実をコーヒーの代わりに使って飲み物を作ったことから、この名が付いたと言われています
葉は卵型で縁が波打つ
落葉高木のチーク
シソ科チーク属
インド、インドネシア、ミャンマー、タイからの輸入木材
世界三大銘木の一つ(チーク、マホガニー、ウォルナット)
チークには油分が多く含まれているため、材はしっとりとした感触があり油のような匂いがする
ミャンマーチークは別名「本チーク」と呼ばれ天然のチークです
葉は全縁で波打つ
小さな白い花を咲かせる
チークの種子
世界の熱帯地方で造林が行われている
落葉高木の秋楡(アキニレ)
ニレ科ニレ属
一般的な「ニレ」はハルニレを指す
「世界四大並木樹種」の1つ(トチ、ニレ、シナノキ、プラタナス)
公園で見付けた12月上旬のアキニレ
赤、黄、緑色が入り混じる葉色をしていました。遅めの紅葉
秋に開花するアキニレ
春に開花するハルニレ
樹皮は灰褐色で小さな皮目があり、不揃いな鱗片状に剥がれる
9月の葉の様子
秋に目立たない小さな白い花を咲かす
葉身は長楕円形で革質、表面には光沢があり縁に鈍鋸歯
ルニレは葉が大きくて毛深いが、アキニレは葉が小さくて毛がない
紅葉した葉
落葉高木のブラックチェリー
バラ科サクラ属
アメリカからの輸入木材
果実は暗いエンドウ豆サイズを夏の終わりに付ける
ジャムの材料になる
春先に沢山の白い花を咲かせる
大阪市立大学付属植物園には、イギリスから輸入された大きなブラックチェリーの樹がある
樹皮は灰褐色でうろこ状に剥がれる
葉の縁は小さな鋸歯がある
落葉高木の山桑(ヤマグワ)
クワ科クワ属
養蚕業の蚕の餌のために多く栽培され
「蚕が食う葉」から「クハ」→「クワ」と呼ばれようになった
実は楕円形集合果で黒紫色に熟す。小学校の通学道に在ったクワの実を、歯と指先を紫色に染めながら食べたことが今も懐かしい思い出です
4月下旬に咲く花は、葉腋に穂状花序を付ける
11月下旬の葉
黄葉する葉は、卵状広楕円形で3~5裂し大小の鋸歯があり、形の変化が大きい
公園で見付けた樹木
樹皮は灰褐色で縦にすじが入る
落葉高木の科の木/榀の木(シナノキ)
シナノキ科シナノキ属
「世界四大並木樹種」の1つ(トチ、ニレ、シナノキ、プラタナス)
樹皮は繊維が強く「シナ皮」とよばれ、昔はロープや布の材料などになった
「シナ」は、アイヌ語の結ぶ・縛るのという意味がある
葉はハート形で縁に鋸歯がある
12月中旬の冬芽
春の新葉
木材は柔らかく軽いので加工しやすく木彫材としてよく使われている
常緑高木の七実の木(ナナミノキ)
モチノキ科モチノキ属
11月13日の誕生日木(日本植木協会)
京都府立植物園で見付けた樹木
別名:ナナメノキとも言う
樹皮は滑らかで灰色
モチノキ同じで樹皮からトリモチが採取できる
葉は長楕円形で葉先が尾状に尖り、縁に少し鋸歯がある
落葉高木の槐(エンジュ)
マメ科クララ属
8月12日の誕生日木(日本植木協会)
2月上旬の写真
マメ科らしいくびれた果実が枝先から垂れ下がっていました
公園で見付けた樹
日本各地で街路樹として植えられている
樹皮は灰色で縦に裂ける
北海道産材のエンジュの木は縁起が良いとされ、昔からクマやフクロウの置物、カップなどに使われており、お土産物として購入されたことがある方も多いと思います
縁起がいいと言われる理由は、古来よりアイヌ民俗の間では槐は悪魔を追い払う木であり、槐は「縁壽」「延寿」とも言われているからです