落葉小高木の捻木(ネジキ)
ツツジ科 ネジキ属
名前の由来は、写真の様に樹皮がねじれていることから
樹皮だけでなく材そのものもねじれているため、斧では簡単に割れない
六甲山で見付けたネジキの樹
夏の葉の様子
緑色の小さな実は上向きに付いています
自分で作る至高の木製ペン
落葉小高木の捻木(ネジキ)
ツツジ科 ネジキ属
名前の由来は、写真の様に樹皮がねじれていることから
樹皮だけでなく材そのものもねじれているため、斧では簡単に割れない
六甲山で見付けたネジキの樹
夏の葉の様子
緑色の小さな実は上向きに付いています
落葉高木の欅(ケヤキ)
ニレ科ケヤキ属
昔から尊ばれてきた日本人に馴染みの深い樹
日本を代表する巨木の一つ
推定樹齢1000年以上の国指定天然記念物の「野間の大ケヤキ」です
大阪府豊能郡能勢町のケヤキの巨木
樹は扇型に空に向かって美しく広がる
山野に自生する他、公園・街路樹としても沢山植えられているので見かけることが多い
葉は縁には特徴的な鋭い鋸歯がある
紅葉が美しい樹で樹によって葉の色が異なる
樹皮は灰紫褐色で樹齢を重ねると薄い片となって剥がれ落ちる
若木では横に皮目が多く全体としては滑らか
木材としても人気が高く、京都の清水寺にある清水の舞台には186本のケヤキの柱で作られている
神社仏閣の柱の他、和太鼓やテーブルの一枚板、お盆や器に茶筒などでも使われている
ずっと準備を進めていた140種類が登場!!
230種類→370種類に。全ての木を見るのには疲れます(笑)
違う木で毎日1本作っても1年かかる種類に
金具との組み合わせは5000種類以上になりました。
今回は、国産の樹木が多く増えたことで
17樹種の「どんぐりシリーズ」に、桜も2樹種追加、沖縄の樹も登場
他にも今まで無かったワイン樽の木やアメリカの神代木まで
ギターやウクレレ好きな方にも人気がある樹種も増えました。
あなたと関係が深い木を見付けることができ
大切なオンリーワンのペンと出会える場になれば嬉しいです。
常緑小高木の金木犀(キンモクセイ)
モクセイ科モクセイ属
9月27日の誕生日木(日本植木協会)
歌の歌詞「金木犀の香り~♪」で耳にすることも多い
秋の風物詩といわれる花
オレンジ色の小さな花から漂う甘くて芳しい香りでその存在を気付かされるほどです
公園樹や庭木として植樹されていることが多く
自分の生活している周りにもキンモクセイの樹が沢山あります
葉は鋸刃がほとんど無い
大きな樹になると樹皮が動物のサイ(犀)と似ていることから「木犀」になったと言われている
三大庭木の一つ(モッコク・モチノキ・モクセイ)
常緑針葉樹の唐檜(トウヒ)
マツ科トウヒ属
12月13日の誕生日木(日本植木協会)
日本でクリスマスツリーはモミを思い浮かべますが、ヨーロッパではトウヒ(ドイツトウヒ)です
松ぼっくりはよく知る形と違い、大きくて細長い松ぼっくりが垂れ下がるように付いていました
樹皮は赤褐色で経年と共に剥離する
先端が尖らない葉は、長さ7~10ミリ程度で裏側には明瞭な気孔の帯が二本ある
常緑高木針葉樹のテーダマツ
マツ科マツ属
大木となることで知られている松の樹
出会ったテーダマツも空に向かって大きく伸びた大木でした
樹皮は黒く剥離し、下の方には枝は無く上だけに枝葉がありました
松ぼっくりは大きい
見た目は赤松に似ているが、アカマツは葉が二本一組で生じるのに対して、テーダマツは三本一組
常緑高木のフェニックス(カリーナヤシ)
ヤシ科ナツメヤシ属
ヤシの樹ですがココナツは収穫できない
職場近の公園の大きなフェニックス
体験の木は、大阪で街路樹として育てられた樹です
写真は工房から見えるマンションで育っている樹で
10月上旬には沢山の小さな果実が実っていました
葉が枯れたあとも葉柄が長い間残り、幹にうろこ状の模様が残っています
木は山芋のような感じでサクサクのため樹脂で繊維を安定化させてあります。樹種+色を入れたスタビライズドウッド材料は、和のテイストを持ったペンになります
常緑高木の黒鉄黐(クロガネモチ)
モチノキ科モチノキ属
11月8日の誕生日木(日本植木協会)
「苦労なく金持ち」の語呂合わせから縁起木として知られている
色付き始めた実
11月下旬の写真
秋に赤く熟し初め、初冬を赤い実で飾る
真冬の1月中旬でも鮮やかな赤の丸い実
樹が赤く見えるほど沢山の実
シンボルツリーとして庭木に用いられている
葉は堅く光沢があり、楕円形で鋸葉の切れ込みが無い全縁
樹皮は淡灰褐色で滑らかで、樹皮から鳥もちが作れる
常緑小高木の冬青(ソヨゴ)
モチノキ科モチノキ属
11月25日の誕生日木(日本植木協会)
秋のソヨゴの樹には、長い花柄の先に小さな赤い果実がぶら下がっていました。波打つ葉の下に、チョコん、チョコんと、かわいいでしょ〜小さなさくらんぼみたいに
葉の特徴は、葉縁が波打ちます
この葉が風に「そよぐ」ことからソヨゴと名がついたそうです
樹皮は灰色で樹齢が増すと凹凸が現れる
林檎(リンゴ)ふじ
バラ科リンゴ属
9月19日の誕生日木(日本植木協会)
体験で使っている木は、山形県と長野県の果樹農園さんの「ふじ」の剪定木です
*下記で紹介する写真は、山形県で果物栽培されている「すとうフルーツファーム」さんに撮影して頂きました
日本で一番多く生産されている「ふじ」
太陽の光をふんだんに受けた表皮は、少し黄色が混ざっている赤色
枝一面に咲き誇る美しい白いリンゴの花
樹齢を重ねた樹皮は灰褐色で、果樹として栽培されているため収穫しやすいように背丈程度の高さに留め、写真の様に枝が横に伸びるように剪定をされています
木は緻密で白っぽく、旋盤で楽に加工できます