常緑小高木の山茶花(サザンカ)
ツバキ科ツバキ属
11月6日の誕生日木(日本植木協会)
さざんか♪さざんか♪咲いた道〜
たき火だ♪たき火だ♪落ち葉たき🍂♫
童謡「たき火」の2番歌の通り秋から冬に花が咲きます
冬の代表的な花木
11月下旬には沢山の花が咲き誇っていました
原種は白い花だが、園芸品種として色や形の変化したものが多い
公園樹や垣根では紅花の方が一般的
樹皮は灰褐色で滑らか
葉は光沢と厚みがあり、縁に細かい鋸歯がある
自分で作る至高の木製ペン
常緑小高木の山茶花(サザンカ)
ツバキ科ツバキ属
11月6日の誕生日木(日本植木協会)
さざんか♪さざんか♪咲いた道〜
たき火だ♪たき火だ♪落ち葉たき🍂♫
童謡「たき火」の2番歌の通り秋から冬に花が咲きます
冬の代表的な花木
11月下旬には沢山の花が咲き誇っていました
原種は白い花だが、園芸品種として色や形の変化したものが多い
公園樹や垣根では紅花の方が一般的
樹皮は灰褐色で滑らか
葉は光沢と厚みがあり、縁に細かい鋸歯がある
落葉高木の染井吉野(ソメイヨシノ)
バラ科サクラ属
4月1日の誕生日木(日本植木協会)
日本で最も多く植えられているサクラ
花びらが5枚で、茎から3~5個の花を開く
花見で主役の美しいソメイヨシノ
咲き始めは淡紅色、満開になると白色に
4月下旬に実がなっていました
ソメイヨシノ同士では実ができないので、樹の周りに種類の違う桜の木があると受粉する
樹皮は横長の皮目が入り灰褐色~暗灰色でなめらか
秋に黄色や赤褐色に紅葉し落葉する
葉は楕円形で縁には不揃いな鋸歯がある
庭木として育てられ大きくなり過ぎて伐採された樹
丸太を製材した時の様子
落葉高木の花梨(カリン)
バラ科カリン属
11月4日の誕生日木(日本植木協会)
名前から、お金を「借りん」と縁起が良い樹
写真は11月上旬のカリンの実
黄色い実からはなんとも言えないこうばしい香りがします
樹の近くを通ると香りでもカリンだと分かります
樹は花も実を楽しめるのに加えて、縁起物として庭木にされている
実は堅くて生では食べれません
カリン酒、ジャム、砂糖や蜂蜜漬けにして食べられています
のど飴の材料としてもよく知られている
部屋に置いて香りを楽しむ人も多いです
3月下旬の樹には、赤紅色をした目立つ沢山の蕾を付け
4月上旬には薄ピンク色の5弁の花を咲かせる
樹皮は鱗片状に剥がれ、緑、橙、褐色の印象的な斑模様
葉は卵型で堅く光沢があり、縁に硬い鋸刃が付いている
常緑針葉のコノテガシワ
ヒノキ科コノテガシワ属
2月14日の誕生日木(日本植木協会)
3月上旬に見付けた可愛い小さな花
特徴的な実は先端は 角状にとがってそり返る
写真は6月の実の様子
秋には褐色になり
割れて種を落とす
葉は平面状に並ぶのが特徴がある
この樹はマンションの庭木として植えられていました
庭木、生け垣、鉢植えなどでよく見かける
大木の樹皮は赤褐色で、縦に長く剥がれる
常緑高木のいろは紅葉(イロハモミジ)
ムクロジ科カエデ属
11月1日の誕生日木(日本植木協会)
紅葉の王様・紅葉の代表
日本の秋を象徴する樹
春を迎えた3月下旬の伸びた新芽と蕾の写真
4月~5月に掛けて、赤い小さな花を垂れ下がるように咲かせます
8月の青々とした葉
儚く散りゆく前に、最高の美しさに染まる秋
11月中旬の赤く染まった葉
葉の切り込みが5〜9と奇数の切り込みで
それをイロハニホヘト〜♪と数えたことからこの名前がついた
落葉した葉は地面も赤く染めほど美しい
樹皮は平滑で少し縦縞模様が入る淡灰褐色
常緑高木の樟(クス)
クスノキ科クスノキ属
8月1日の誕生日木(日本植木協会)
「トトロ」が住む樹はクスの巨木
推定樹齢1500年「蒲生の大楠」が日本一の巨樹です
熊本県に生育する巨木「寂心さんのクス」
推定樹齢800年で天然記念物
街路樹や公園樹としても多く植樹されているため一般的な樹木
神社仏閣では大木となった樹を見かけることも多い
樹皮は暗い褐色で縦に筋が入る
黄白色の小さな花を咲かす(4月下旬の写真)
雌雄同株で両性花
葉は三本の葉脈が目立ち、ちぎると特徴的な樟脳の香りがする
光沢のある丸い実を付ける
写真は9月下旬の様子
11月下旬には黒紫色に熟していました
木材は旋盤で加工すると樟脳の強い香りがあり、この香りには防虫効果があります
巨木のご紹介
1月下旬に撮影した大阪府羽曳野市にある壺井八幡宮の樹
8月下旬に撮影した大阪府堺市にある百舌鳥八幡宮のクスノキ
常緑小高木の金木犀(キンモクセイ)
モクセイ科モクセイ属
9月27日の誕生日木(日本植木協会)
歌の歌詞「金木犀の香り~♪」で耳にすることも多い
秋の風物詩といわれる花
オレンジ色の小さな花から漂う甘くて芳しい香りでその存在を気付かされるほどです
公園樹や庭木として植樹されていることが多く
自分の生活している周りにもキンモクセイの樹が沢山あります
葉は鋸刃がほとんど無い
大きな樹になると樹皮が動物のサイ(犀)と似ていることから「木犀」になったと言われている
三大庭木の一つ(モッコク・モチノキ・モクセイ)
林檎(リンゴ)ふじ
バラ科リンゴ属
9月19日の誕生日木(日本植木協会)
体験で使っている木は、山形県と長野県の果樹農園さんの「ふじ」の剪定木です
*下記で紹介する写真は、山形県で果物栽培されている「すとうフルーツファーム」さんに撮影して頂きました
日本で一番多く生産されている「ふじ」
太陽の光をふんだんに受けた表皮は、少し黄色が混ざっている赤色
枝一面に咲き誇る美しい白いリンゴの花
樹齢を重ねた樹皮は灰褐色で、果樹として栽培されているため収穫しやすいように背丈程度の高さに留め、写真の様に枝が横に伸びるように剪定をされています
木は緻密で白っぽく、旋盤で楽に加工できます
常緑小高木の銀木犀(ギンモクセイ)
モクセイ科モクセイ属
9月24日の誕生日木(日本植木協会)
10月頃に白い花を咲かせます
キンモクセイの様な強い香りは無く、近くに行かないと香りを感じることができません
葉はとがった楕円形で 鋸歯がある
日本各地の庭に植えられるが、庭木としてはキンモクセイが一般的
大きな樹になると樹皮が動物のサイ(犀)と似ていることから「木犀」になったと言われている
三大庭木の一つ(モッコク・モチノキ・モクセイ)
常緑小高木の柊(ヒイラギ)
モクセイ科モクセイ属
2月3日の誕生日木(日本植木協会)
寒い公園で見つけた可憐な白い小さな花
木へんに冬は晩秋〜初冬に花が咲くことから付けられたのでしょうか
特徴的なギザギザの葉は、老木になるほど丸みを帯びていきます
年月が経過するごとに葉が丸くなる様子から、花言葉の一つが「先見の明」に
古くから葉の棘が邪気や悪鬼を払うとされており
節分の夜にヒイラギの枝に鰯の頭を刺して門戸に飾る風習がある
秋から冬にかけて赤い実が熟し、クリスマスリースとして人気があるヒイラギは
「シナヒイラギ・ヒイラギモチ」でモチノキ科モチノキ属の常緑樹です