レッドオーク

落葉広葉樹のレッドオーク

別名:ノーザンレッドオーク、アカガシワ

ブナ科コナラ属

アメリカからの輸入木材

米国北東部で最も一般的なオークの種

黄葉が鮮やかで美しい

秋になると、樹は濃い赤、黄色、茶色に変わります

葉は切れ目はUの字型になるのが特徴

丸みを帯びたウロコパンツのドングリのなる樹

シルキーオーク

常緑樹のシルキーオーク

別名:ハゴロモノキ

ヤマモガシカ科

産地はオーストラリア大陸東部

オークという名前がついているが、カシやナラのコナラ属ではない

柾目の板では、絹のような質感とナラの虎斑のような幅の広い淡色の帯(銀杢)が現れる

素晴らしい美しさを持つ樹で観賞用にもされている

花は歯ブラシのような形で光沢があり、黄色がかったオレンジ色している

樹皮は縦に割れ目が入る

 

イエローシダー

針葉樹のイエローシダー

別名:ベイヒバ、アラスカヒノキ、ヌートカヒノキ

ヒノキ科イトスギ属

北アメリカ北西部の沿岸地域に自生する

灰緑色から青緑色の葉が垂れ下がる

樹皮は縦に剥がれる

葉は鱗状の小葉が組み合わさってできている

 

白樺ボールペン準備中

緊急事態宣言の影響で臨時休業中のペン作り体験ですが

少しづつバージョンアップを目指して新しい木を準備中

現在、製材して乾燥させているのが

北海道や長野県の高原でよく聞く「白樺」

北海道から仕入れた丸太!!自分も加工するのは初めての木です。

 前に白樺の木を見つけて撮影した写真で

近畿ではなかなか見ることのない樹種の一つです。

ローソンヒノキ

針葉樹のローソンヒノキ

別名:ベイヒ

ヒノキ科ヒノキ属

米国オレゴン州の太平洋沿岸に自生する

日本の檜とはまた違った強めのいい香りがする

多くの栽培品種が観賞用として世界中に広がっている

樹皮は灰褐色で縦に長く裂ける

球果は、球形で緑色から赤褐色に変化します

葉は「サワラ」に似た柔らかい鱗葉で垂れ下がる

葉裏には白色の気孔帯がX字型にある

神戸市立森林植物園で樹を見ることができる

 

苗代茱萸(ナワシログミ)

常緑低木の苗代茱萸(ナワシログミ)

別名:トキワグミ

グミ科グミ属

苗代(田んぼに植える稲の苗を育てる場所)をつくる時期5月~6月に実が熟すためこの名前が付いた

3月下旬の樹には緑色の小さな実がなっていました

葉は革質の長楕円形。縁は鋸葉でやや内側に曲がる

樹皮はなめらかで皮目が点在する。樹はあまり太くならない

材は緻密で粘りがあり、玄能やノミの柄に使われる

 

サイカチ

落葉高木のサイカチ

別名:カワラフジノキ

マメ科サイカチ属

9月25日の誕生日木(日本植木協会)

大型のマメができることでも知られている樹

マメ果は大きいもので30cmにもなり、ねじれたサヤが多数ぶら下がる

実にはサポニンの物質が含まれていることから、昔は洗濯石鹸として使われていた

幹には鋭く長い棘がある。棘は枝が変化してでいたもので成長に伴って分岐する

老木になると棘は無くなる

落葉した1月の樹木

 

木大角豆(キササゲ)

落葉高木の木大角豆(キササゲ)

別名:アズサ

ノウゼンカズラ科 キササゲ属

9月23日の誕生日木(日本植木協会)

果実が豆のササゲに似ていることからキササゲと名付けられた

豆のササゲに似た長さ30cmにもなる細長い果実が特徴

花は内側に暗紫色の斑点のある白色の花を咲かす

1月中旬の樹

この実は冬の間も樹に残る

樹皮は灰褐色で、縦に浅く裂ける

 

犬黄楊(イヌツゲ)

常緑小高木の犬黄楊(イヌツゲ)

モチノキ科 モチノキ属

黄楊・柘植(ツゲ科ツゲ属)とは類縁関係がない

ここまで大きなイヌツゲの樹はめったに出会えない

1月下旬には、熟した黒く丸い実がたわわに実っていました

小さな葉が密に生える日本庭園や生垣でおなじみの樹

刈り込みにも強いため、玉散らし仕立てや球形仕立てなど、さまざまな樹形を楽しむことができる

雄株と雌株に分かれる雌雄異株

葉は小さな楕円形で縁に鋸葉がある

木材もツゲとは全く違います

 

円ら椎(ツブラジイ)

常緑高木の円ら椎(ツブラジイ)

別名:コジイ(小椎)

ブナ科シイ属

子供の頃に遊んだ森には無かった殻の中にドングリが入っている樹

開花から一年半の月日をかけて翌年な秋に熟し殻を割ってドングリが現れます

ドングリは小粒でまん丸で多くは光沢のある黒~黒褐色

ドングリが小さいことから「コジイ」とも呼ばれます

樹皮は灰黒色でなめらかでふつう割れ目はできない

樹が成熟すると割れ目が入る

葉は光沢があり裏側が白っぽく先端が細く尖る