粗樫(アラカシ)

常緑高木の粗樫(アラカシ)

別名:ボウガシ

ブナ科コナラ属

どんぐりは1年成のシマシマパンツで樽のような形状が多い

冬になっても落果させない個体もある

枝の先端に集まった冬芽と、どんぐり

アラカシの樹は関西に多い

樹皮は暗灰色で滑らか。老木では縦に深く窪み浅い割れ目が入る

葉は長楕円形で先は尾状に尖る。縁は上半分に粗い鋸歯がある

表面は濃い緑色ではっきりした葉脈を持つ

 

針桐(ハリギリ)

落葉高木の針桐(ハリギリ)

別名:栓の木(センノキ)、栓(セン)

ウコギ科 ハリギリ属

木材としては一般的に「センノキ」と呼ばれている

ハリギリの名で板を探すのは難しい

キリに似て枝や幹に棘が多いためハリギリの名前に

葉がキリに似ている

大きな葉の縁は5~9に裂け縁には細鋸歯がある

黄葉した葉

天狗の団扇のような形をしていることから「テングウチワ」と呼ばれることもある

樹皮は灰褐色で、老木になると黒褐色になる。深く縦に裂け目が入る

木目はケヤキに似て美しく、別名をニセケヤキと呼ばれる

 

黒灰(クロバイ)

常緑小高木の黒灰(クロバイ)

別名:トチシバ,ソメシバ

ハイノキ科 ハイノキ属

1月の樹木

高い部分にしか枝葉が無く写真を撮れませんでした

ハイノキ科の多くはアルミニウムを含む

そのため燃やした灰を染色の媒染剤に用いられることから「灰の木」と呼ばれる

樹皮は灰色で小さな点々がある