アンブロージアメープル

落葉高木のメープル

アンブロシア→アンブロシア菌

別名:アンブロシアメープル、ワーミーメープル

カエデ属

カナダ及びアメリカ北東部に自生する

アメリカからの輸入材

変色したデザインが美しい

メイプルの幹に穴をあけ侵入した虫がアンブロシア菌を運び、その後周囲を汚し変色させた木です

カナダの国旗にデザインされているのがこの葉

葉は掌状に3-5裂する

秋の美しい葉色は赤、黄、緑など多様性に富む

紅葉する樹木

樹から採取した樹液で作られるメープルシロップ

日本でもごく一部の地域でカエデからメープルシロップが作られています

カナダの雪解けとともに樹木から樹液(メープルウォーター)が自然に流れだします

樹齢30〜40年くらいの、幹の太さが直径20cm以上の樹木に採取口が取り付けられます

バケツやチューブでメープルウォーターを採取します

集めた樹液を高温で糖度66%になるまで煮詰め、ろ過して不純物を取り除くと、メープルシロップになります

 

ボグオーク

ボグオーク

ボグ=沼地、湿地帯

オーク=ブナ科コナラ属の総称

東ヨーロッパの沼地から出土したオークです

泥炭の沼地に数百年から数千年もの間埋まっていたオークです

土壌中の酸素が欠乏することのより分解から木材は守られて形が残ります

泥炭に含まれる鉄分や他のミネラル分が木材のタンニンと反応し、木材は徐々に暗褐色からほぼ黒色になります

沼地に育つオークの樹

 

ボックスエルダーバール

落葉高木のトネリコバノカエデ

バール=コブ

別名:ボックスエルダー・メイプル、ネグンドカエデ

カエデ科

北アメリカに自生する

街路樹や防風林のために東部と中西部に広く植えられていました

葉は長楕円状卵形で 先が鋭くとがり、上半部に大きな鋸歯がある

花弁のない小さな花が、葉腋から対生状に垂れ下がる細い糸状の花柄に咲く

種子は扁平で細長く、鞘エンドウに似ている

 

ピスタチオ

落葉高木のピスタチオ

ウルシ科カイノキ属

アメリカからの輸入木材

ピスタチオは栄養豊富なナッツとして知られており

「ナッツの女王」とも呼ばれる

果実は熟すと殻は緑から赤に変わり部分的に裂けて開きます

果実は硬いクリーム色の外殻で種子は藤色の皮と薄緑色の果肉を持ち、独特の風味があります

ピスタチオナッツを収穫するために樹は育てられています

種に乾燥した大地に育つ

カリフォルニア州、アリゾナ州、ニューメキシコ州が、米国の商業用ピスタチオ生産の100%を占めています

 

レッドオーク

落葉広葉樹のレッドオーク

別名:ノーザンレッドオーク、アカガシワ

ブナ科コナラ属

アメリカからの輸入木材

米国北東部で最も一般的なオークの種

黄葉が鮮やかで美しい

秋になると、樹は濃い赤、黄色、茶色に変わります

葉は切れ目はUの字型になるのが特徴

丸みを帯びたウロコパンツのドングリのなる樹

シルキーオーク

常緑樹のシルキーオーク

別名:ハゴロモノキ

ヤマモガシカ科

産地はオーストラリア大陸東部

オークという名前がついているが、カシやナラのコナラ属ではない

柾目の板では、絹のような質感とナラの虎斑のような幅の広い淡色の帯(銀杢)が現れる

素晴らしい美しさを持つ樹で観賞用にもされている

花は歯ブラシのような形で光沢があり、黄色がかったオレンジ色している

樹皮は縦に割れ目が入る

 

イエローシダー

針葉樹のイエローシダー

別名:ベイヒバ、アラスカヒノキ、ヌートカヒノキ

ヒノキ科イトスギ属

北アメリカ北西部の沿岸地域に自生する

灰緑色から青緑色の葉が垂れ下がる

樹皮は縦に剥がれる

葉は鱗状の小葉が組み合わさってできている

 

サティーネ

広葉樹のサティーネ

別名:ブラッドウッド

クワ科

ブラジルで自生している樹

ブラッドウッド(血の色の木材)心材は血のような鮮やかな赤色

樹の驚くほど濃い赤色の樹液にちなんで名付けられました

幹や枝が損傷すると、まるで動物のように真っ赤な粘着性のある樹液が流れ、傷口を塞ぎ治癒を促進します

赤い樹液は伝統的な染料としても使われています

暗褐色の粗い樹皮に、美しい傘の形をした枝を広げます

 

ラジアターパイン

針葉樹のラジアターパイン

別名:ラジアタパイン、ラジアータマツ

マツ科マツ属

ニュージーランドやチリから輸入されている

ラジアターパインは集成材の板として見かけることが多い

樹皮は亀裂があり濃い灰色されます

花粉を蓄えた雄花

葉は3本の葉が出る三葉松

松かさが付いています

世界でもっとも植えられている松です

造林木(植え育てて森林をつくり伐採された木)の丸太

 

メルクシパイン

針葉樹のメルクシパイン

別名:スマトラパイン、メルクシマツ

マツ科マツ属

主にインドネシアのスマトラ島北部の山岳地帯に自生する

東南アジアでは造林も進んでいる

種子の松ぼっくりは受粉後2年で成熟します

樹皮は灰色で深く裂ける

葉は2本の葉が出る二様松

赤松に似ている