モンキーポッド

常緑高木のモンキーポッド

別名:レインツリー、アメリカネムノキ

マメ科ネムノキ属

中南米、フロリダ、ハワイなどに自生する

日立グループのテレビCM「この木~♪何の木~?気になる木♪~」に登場する樹は、ハワイ・オアフ島にあるモンキーポッドの大樹です

樹冠は枝を左右対称に大きく広げた形をしている

枝先に10~20個の花が集まった扇状の淡い紅白色の花を咲かせます

日本の合歓木(ネムノキ)とそっくりの花です

葉は雨天時と夕方に折りたたまれる就眠運動をすることから「レインツリー」とも呼ばれます

日本の合歓木(ネムノキ)の就眠運動では、まるで眠っているように眠る木「ネムノキ」の和名になりました

 

バックアイバール

落葉広葉樹のバックアイバール

バックアイ→オハイオトチノキ、アメリカトチノキ

バール→木のコブ

トチノキカ科

米国の中西部に自生する

バックアイバール特有の黒みがかった青色と木目の流れ

唯一無二のバールはその美しさを珍重され通常の木目とは違う奥深さがあり、同じ樹種でもかなり様相に違いが見られます

コブが出来たオハイオトチノキ

一般的なオハイオトチノキ

日本の栃の実にそっくりな実を付けます

実がBuck(オス鹿)のEye(眼)に似ているから名が付いたみたいです

写真のような特徴的な花を咲かせます

葉は掌状または羽状複葉で対生する

 

メイプルバール

落葉高木のメイプル

バール→コブ

別名:シュガーメープル、サトウカエデ

カエデ属

カナダ及びアメリカ北東部に自生する

アメリカからの輸入材

メイプルバールは木によって表情豊かで全く違うものもあります

唯一無二のバールはその美しさを珍重され通常の木目とは違う奥深さがあり、同じ樹種でもかなり様相に違いが見られます

メイプルに出来たコブ

カナダの国旗にデザインされているのがこの葉

葉は掌状に3-5裂する

秋の美しい葉色は赤、黄、緑など多様性に富む

紅葉する樹木

樹から採取した樹液で作られるメープルシロップ

日本でもごく一部の地域でカエデからメープルシロップが作られています

カナダの雪解けとともに樹木から樹液(メープルウォーター)が自然に流れだします

樹齢30〜40年くらいの、幹の太さが直径20cm以上の樹木に採取口が取り付けられます

バケツやチューブでメープルウォーターを採取します

集めた樹液を高温で糖度66%になるまで煮詰め、ろ過して不純物を取り除くと、メープルシロップになります

 

スポルテッドメイプル

落葉高木のメイプル

スポルテッド→腐食した

別名:シュガーメープル、サトウカエデ

カエデ属

カナダ及びアメリカ北東部に自生する

アメリカからの輸入材

スポルテッドメイプルは独特の色合いと不思議な黒いラインが入ります

木の内部に菌が入って木材を腐食させてしまうことでできた杢です

カナダの国旗にデザインされているのがこの葉

葉は掌状に3-5裂する

秋の美しい葉色は赤、黄、緑など多様性に富む

紅葉する樹木

樹から採取した樹液で作られるメープルシロップ

日本でもごく一部の地域でカエデからメープルシロップが作られています

カナダの雪解けとともに樹木から樹液(メープルウォーター)が自然に流れだします

樹齢30〜40年くらいの、幹の太さが直径20cm以上の樹木に採取口が取り付けられます

バケツやチューブでメープルウォーターを採取します

集めた樹液を高温で糖度66%になるまで煮詰め、ろ過して不純物を取り除くと、メープルシロップになります

 

ピスタチオ

落葉高木のピスタチオ

ウルシ科カイノキ属

アメリカからの輸入木材

ピスタチオは栄養豊富なナッツとして知られており

「ナッツの女王」とも呼ばれる

果実は熟すと殻は緑から赤に変わり部分的に裂けて開きます

果実は硬いクリーム色の外殻で種子は藤色の皮と薄緑色の果肉を持ち、独特の風味があります

ピスタチオナッツを収穫するために樹は育てられています

種に乾燥した大地に育つ

カリフォルニア州、アリゾナ州、ニューメキシコ州が、米国の商業用ピスタチオ生産の100%を占めています

 

レッドオーク

落葉広葉樹のレッドオーク

別名:ノーザンレッドオーク、アカガシワ

ブナ科コナラ属

アメリカからの輸入木材

米国北東部で最も一般的なオークの種

黄葉が鮮やかで美しい

秋になると、樹は濃い赤、黄色、茶色に変わります

葉は切れ目はUの字型になるのが特徴

丸みを帯びたウロコパンツのドングリのなる樹

シルキーオーク

常緑樹のシルキーオーク

別名:ハゴロモノキ

ヤマモガシカ科

産地はオーストラリア大陸東部

オークという名前がついているが、カシやナラのコナラ属ではない

柾目の板では、絹のような質感とナラの虎斑のような幅の広い淡色の帯(銀杢)が現れる

素晴らしい美しさを持つ樹で観賞用にもされている

花は歯ブラシのような形で光沢があり、黄色がかったオレンジ色している

樹皮は縦に割れ目が入る

 

イエローシダー

針葉樹のイエローシダー

別名:ベイヒバ、アラスカヒノキ、ヌートカヒノキ

ヒノキ科イトスギ属

北アメリカ北西部の沿岸地域に自生する

灰緑色から青緑色の葉が垂れ下がる

樹皮は縦に剥がれる

葉は鱗状の小葉が組み合わさってできている

 

サティーネ

広葉樹のサティーネ

別名:ブラッドウッド

クワ科

ブラジルで自生している樹

ブラッドウッド(血の色の木材)心材は血のような鮮やかな赤色

樹の驚くほど濃い赤色の樹液にちなんで名付けられました

幹や枝が損傷すると、まるで動物のように真っ赤な粘着性のある樹液が流れ、傷口を塞ぎ治癒を促進します

赤い樹液は伝統的な染料としても使われています

暗褐色の粗い樹皮に、美しい傘の形をした枝を広げます

 

ラジアターパイン

針葉樹のラジアターパイン

別名:ラジアタパイン、ラジアータマツ

マツ科マツ属

ニュージーランドやチリから輸入されている

ラジアターパインは集成材の板として見かけることが多い

樹皮は亀裂があり濃い灰色されます

花粉を蓄えた雄花

葉は3本の葉が出る三葉松

松かさが付いています

世界でもっとも植えられている松です

造林木(植え育てて森林をつくり伐採された木)の丸太