常緑高木の檸檬(レモン)
ミカン科ミカン属
9月13日の誕生日木(日本植木協会)
1月下旬の写真
誰もが知る酸っぱい実でお馴染みの黄色い実は樹になる
12月上旬の写真
9月の写真
葉は光沢と香りがある
樹皮は細かい波目が入る灰色
枝や幹には大きく鋭い棘がある
自分で作る至高の木製ペン
常緑高木の檸檬(レモン)
ミカン科ミカン属
9月13日の誕生日木(日本植木協会)
1月下旬の写真
誰もが知る酸っぱい実でお馴染みの黄色い実は樹になる
12月上旬の写真
9月の写真
葉は光沢と香りがある
樹皮は細かい波目が入る灰色
枝や幹には大きく鋭い棘がある
常緑高木の鹿子の木(カゴノキ)
クスノキ科ハマビワ属
1月30日の誕生日木(日本植木協会)
成木の樹皮は丸い薄片になって剥がれ落ち
その斑模様が鹿の子供に似ていることからカゴノキとなった
10月上旬の時期が過ぎた花の写真
日本産樹木では珍しく夏の暑い時期に開花する
葉は革質の長楕円形で縁は全縁
巨木も多い樹
1月下旬の樹で常緑樹のため葉は青々としていました
丸太見本
落葉小高木の真弓(マユミ)
ニシキギ科ニシキギ属
11月24日の誕生日木(日本植木協会)
11月上旬に撮影した実
可愛い薄紅色の四角い実が沢山実っていました
実は熟すと裂けて紅色の丸い種子が出てきます
写真では分かり難いですが、樹の上の方は鈴なりに実を付けていました
葉は先が尖り、縁に細かい鋸葉がある
樹皮は灰色で、成長すると縦に裂け目が入る
材は白く緻密で粘りがあるため昔から弓の材料として使われて来ました
「真弓」真の弓(最高の弓)はマユミ材という意味があるみたいです
落葉した樹
常緑高木の犬槙(イヌマキ)
マキ科マキ属
手をかければ好きな形に育てることができる
そのため垣根や庭木として育てられた樹をよく見かける
葉はらせん状に密生し全縁で広線形
剪定をしなければ枝は上方向に伸びる
「江戸五木」の一つ(江戸時代に江戸で重視された造園木)
江戸五木→モッコク、アカマツ、イトヒバ、カヤ、イヌマキ
樹皮は灰白色で樹齢を重ねると縦方向に裂ける
落葉高木の染井吉野(ソメイヨシノ)
バラ科サクラ属
4月1日の誕生日木(日本植木協会)
日本で最も多く植えられているサクラ
花びらが5枚で、茎から3~5個の花を開く
花見で主役の美しいソメイヨシノ
咲き始めは淡紅色、満開になると白色に
4月下旬に実がなっていました
ソメイヨシノ同士では実ができないので、樹の周りに種類の違う桜の木があると受粉する
樹皮は横長の皮目が入り灰褐色~暗灰色でなめらか
秋に黄色や赤褐色に紅葉し落葉する
葉は楕円形で縁には不揃いな鋸歯がある
庭木として育てられ大きくなり過ぎて伐採された樹
丸太を製材した時の様子
常緑低木の南天(ナンテン)
ナギ科ナンテン属
1月7日の誕生日木(日本植木協会)
「南天のど飴~♪」咳止めでお馴染み
名前から「難転」→「難を転ずる」に通じることから縁起のいい樹
11月中旬、真っ赤に紅葉した葉と小さな丸い実
綺麗な赤い実は正月飾りや盆栽でよく使われる
和風庭園には欠かせない樹で、下町や古い民家などで見かけることが多い
葉は細長い菱形で革質で表面は光沢があり先は尖っている
赤く染まる紅葉も美しい
樹は火災よけや魔除けの効果があるとされ、裏鬼門の玄関に置くとよいとされている
常緑高木のオリーブ
モクセイ科オリーブ属
体験できるオリーブの木は3種類です
イタリアオリーブ、アフリカオリーブ、庭木で育てられたオリーブ
イタリアとアフリカは、蜂蜜色に黒褐色から黒色の縞模様
庭木のオリーブは淡い白黄色で縞模様は入りません
オリーブオイルは、オリーブの果実から得られる植物油
ギリシャではオリーブオイルを「黄金の液体」と呼ぶ
写真は11月のオリーブで果実は熟すと緑色から黒紫色に
樹は住宅のシンボルツリーとして人気が高い
葉は全縁の楕円形で葉の表は濃い緑色で光沢があり裏面は銀白色
葉には豊富なポリフェノールが含まれていることからオリーブ茶に使われています
庭木の樹皮は、種類や樹齢によって全く違う
日本では小豆島のオリーブが有名
写真はイタリアオリーブの板とオリーブオイルと果実
常緑針葉樹のヒマラヤスギ
マツ科ヒマラヤスギ属
名前に「スギ」とあり間違いやすいですが、マツの仲間です
神々しい樹姿が美しく世界三大公園樹の一になっています
(ヒマラヤスギ、コウヤマキ、ナンヨウスギ)
学名は「神が宿る木」
樹皮は灰褐色で細かく鱗片状にはがれる
チクチクする葉
春の雌花のツボミは円錐形で白緑色
雄花は秋に熟と狐の尾の様にフワフワした茶色になり花粉を飛ばす
大きな松ぼっくりは2年成で直立して樹に付いている
写真は夏の松ぼっくり
秋に褐色に熟すと、天辺の果鱗をパラパラと落とす
そのため松ぼっくりは拾えません
熟して落下した松ぼっくりの一部が、薔薇に似ていることからシダーローズて呼ばれています
写真右は外れた果鱗
落葉小高木の捻木(ネジキ)
ツツジ科 ネジキ属
名前の由来は、写真の様に樹皮がねじれていることから
樹皮だけでなく材そのものもねじれているため、斧では簡単に割れない
六甲山で見付けたネジキの樹
夏の葉の様子
緑色の小さな実は上向きに付いています
落葉高木の欅(ケヤキ)
ニレ科ケヤキ属
昔から尊ばれてきた日本人に馴染みの深い樹
日本を代表する巨木の一つ
推定樹齢1000年以上の国指定天然記念物の「野間の大ケヤキ」です
大阪府豊能郡能勢町のケヤキの巨木
樹は扇型に空に向かって美しく広がる
山野に自生する他、公園・街路樹としても沢山植えられているので見かけることが多い
葉は縁には特徴的な鋭い鋸歯がある
紅葉が美しい樹で樹によって葉の色が異なる
樹皮は灰紫褐色で樹齢を重ねると薄い片となって剥がれ落ちる
若木では横に皮目が多く全体としては滑らか
木材としても人気が高く、京都の清水寺にある清水の舞台には186本のケヤキの柱で作られている
神社仏閣の柱の他、和太鼓やテーブルの一枚板、お盆や器に茶筒などでも使われている