フェニックス

常緑高木のフェニックス(カリーナヤシ)

ヤシ科ナツメヤシ属

ヤシの樹ですがココナツは収穫できない

職場近の公園の大きなフェニックス

体験の木は、大阪で街路樹として育てられた樹です

写真は工房から見えるマンションで育っている樹で

10月上旬には沢山の小さな果実が実っていました

葉が枯れたあとも葉柄が長い間残り、幹にうろこ状の模様が残っています

木は山芋のような感じでサクサクのため樹脂で繊維を安定化させてあります。樹種+色を入れたスタビライズドウッド材料は、和のテイストを持ったペンになります

 

黒鉄黐(クロガネモチ)

常緑高木の黒鉄黐(クロガネモチ)

モチノキ科モチノキ属

11月8日の誕生日木(日本植木協会)

「苦労なく金持ち」の語呂合わせから縁起木として知られている

色付き始めた実

11月下旬の写真

秋に赤く熟し初め、初冬を赤い実で飾る

真冬の1月中旬でも鮮やかな赤の丸い実

樹が赤く見えるほど沢山の実

シンボルツリーとして庭木に用いられている

葉は堅く光沢があり、楕円形で鋸葉の切れ込みが無い全縁

樹皮は淡灰褐色で滑らかで、樹皮から鳥もちが作れる

 

冬青(ソヨゴ)

常緑小高木の冬青(ソヨゴ)

モチノキ科モチノキ属

11月25日の誕生日木(日本植木協会)

秋のソヨゴの樹には、長い花柄の先に小さな赤い果実がぶら下がっていました。波打つ葉の下に、チョコん、チョコんと、かわいいでしょ〜小さなさくらんぼみたいに

葉の特徴は、葉縁が波打ちます

この葉が風に「そよぐ」ことからソヨゴと名がついたそうです

樹皮は灰色で樹齢が増すと凹凸が現れる

 

林檎(リンゴ)ふじ

林檎(リンゴ)ふじ

バラ科リンゴ属

9月19日の誕生日木(日本植木協会)

体験で使っている木は、山形県と長野県の果樹農園さんの「ふじ」の剪定木です

*下記で紹介する写真は、山形県で果物栽培されている「すとうフルーツファーム」さんに撮影して頂きました

日本で一番多く生産されている「ふじ」

太陽の光をふんだんに受けた表皮は、少し黄色が混ざっている赤色

枝一面に咲き誇る美しい白いリンゴの花

樹齢を重ねた樹皮は灰褐色で、果樹として栽培されているため収穫しやすいように背丈程度の高さに留め、写真の様に枝が横に伸びるように剪定をされています

木は緻密で白っぽく、旋盤で楽に加工できます

 

銀木犀(ギンモクセイ)

常緑小高木の銀木犀(ギンモクセイ)

モクセイ科モクセイ属

9月24日の誕生日木(日本植木協会)

10月頃に白い花を咲かせます

キンモクセイの様な強い香りは無く、近くに行かないと香りを感じることができません

葉はとがった楕円形で 鋸歯がある

日本各地の庭に植えられるが、庭木としてはキンモクセイが一般的

大きな樹になると樹皮が動物のサイ(犀)と似ていることから「木犀」になったと言われている

三大庭木の一つ(モッコク・モチノキ・モクセイ)

 

マテバシイ

常緑高木のマテバシイ

ブナ科オニガシ属

どんぐりには渋味が無く、アク抜きをしなくて炒って食用にできる

10月中旬のたっぷりドングリ

うろこパンツで二年成。この頃になると手で触れると簡単に取れました

9月のたっぷりドングリ

他のドングリより果皮が非常に厚い特徴がある

公園樹や街路樹として沢山植樹されており、写真のマテバシイの樹も駅前の街路樹です

葉は表面に光沢があり、細長い卵型で縁はつるっとしている

 

珊瑚樹(サンゴジュ)

常緑高木の珊瑚樹(サンゴジュ)

ガマヅミ科ガマヅミ属

10月23日の誕生日木(日本植木協会)

9月初旬、真赤な果実が葡萄の様に垂れ下がります

赤く熟す実を珊瑚に見立てて「珊瑚樹」と名付けされたみたいです

遠くから見ると樹全体が赤くなるほど実がいっぱいに

職場近くの公園に沢山のサンゴジュが植樹されています

光沢のある葉は長楕円形で全縁、または波状の鋸歯がある

1月に見付けた写真の葉は、なぜか?濃い鮮やかな緑と赤に変色していた

 

サクランボ(佐藤錦)

サクランボ

バラ科サクラ属

6月19日の誕生日木(日本植木協会)

体験で使っている木は、山形県と長野県の果樹農園さんの佐藤錦(サトウニシキ)の剪定木です

*下記で紹介する写真は、山形県で果物栽培されている「すとうフルーツファーム」さんに撮影して頂きました

赤い宝石のサクランボの佐藤錦。国内で最も多く生産されている品種です

綺麗な白色の花が咲く樹

桜の樹と見分けが全くつかない樹皮

木は緻密で少し赤みを帯びた黄褐色。旋盤で楽に加工できます

 

柊(ヒイラギ)

常緑小高木の柊(ヒイラギ)

モクセイ科モクセイ属

2月3日の誕生日木(日本植木協会)

寒い公園で見つけた可憐な白い小さな花

木へんに冬は晩秋〜初冬に花が咲くことから付けられたのでしょうか

特徴的なギザギザの葉は、老木になるほど丸みを帯びていきます

年月が経過するごとに葉が丸くなる様子から、花言葉の一つが「先見の明」に

古くから葉の棘が邪気や悪鬼を払うとされており

節分の夜にヒイラギの枝に鰯の頭を刺して門戸に飾る風習がある

 

秋から冬にかけて赤い実が熟し、クリスマスリースとして人気があるヒイラギは

「シナヒイラギ・ヒイラギモチ」でモチノキ科モチノキ属の常緑樹です

 

 

花の木(ハナノキ)

落葉高木の花の木(ハナノキ)

カエデ科カエデ属

3月28日の誕生日木(日本植木協会)

「ハナノキ」ステキな名前で覚えやすい

3月〜4月にかけて木全部が赤く見えるほど花を付けるため、この名前が付いたみたいです

カエデ科カエデ属でハナカエデとも呼ばれます

葉は浅く3裂するする。写真は夏の葉っぱ

東近江市南花沢町に鎮座する八幡神社境内の御神木