山桑(ヤマグワ)

落葉高木の山桑(ヤマグワ)

クワ科クワ属

養蚕業の蚕の餌のために多く栽培され

「蚕が食う葉」から「クハ」→「クワ」と呼ばれようになった

実は楕円形集合果で黒紫色に熟す。小学校の通学道に在ったクワの実を、歯と指先を紫色に染めながら食べたことが今も懐かしい思い出です

4月下旬に咲く花は、葉腋に穂状花序を付ける

11月下旬の葉

黄葉する葉は、卵状広楕円形で3~5裂し大小の鋸歯があり、形の変化が大きい

公園で見付けた樹木

樹皮は灰褐色で縦にすじが入る

 

科の木(シナノキ)

落葉高木の科の木/榀の木(シナノキ)

シナノキ科シナノキ属

「世界四大並木樹種」の1つ(トチ、ニレ、シナノキ、プラタナス)

樹皮は繊維が強く「シナ皮」とよばれ、昔はロープや布の材料などになった

「シナ」は、アイヌ語の結ぶ・縛るのという意味がある

葉はハート形で縁に鋸歯がある

12月中旬の冬芽

春の新葉

 

木材は柔らかく軽いので加工しやすく木彫材としてよく使われている

 

槐(エンジュ)

落葉高木の槐(エンジュ)

マメ科クララ属

8月12日の誕生日木(日本植木協会)

2月上旬の写真

マメ科らしいくびれた果実が枝先から垂れ下がっていました

公園で見付けた樹

日本各地で街路樹として植えられている

樹皮は灰色で縦に裂ける

北海道産材のエンジュの木は縁起が良いとされ、昔からクマやフクロウの置物、カップなどに使われており、お土産物として購入されたことがある方も多いと思います

縁起がいいと言われる理由は、古来よりアイヌ民俗の間では槐は悪魔を追い払う木であり、槐は「縁壽」「延寿」とも言われているからです

 

 

無患子(ムクロジ)

落葉高木の無患子(ムクロジ)

ムクロジ科ムクロジ属

別名:セッケンノキ

11月28日の誕生日木(日本植木協会)

12月上旬に見付けたブドウのように黄色く熟した実

樹の下には実が沢山落ちていました

中の黒い実は、数珠や羽根突きの球に

果皮にはサポニンが多く含まれているため、昔は布を洗う石鹸に使われていました

そのため別名が「石鹸の木」と呼ばれています

葉は大きな偶数羽状複葉で元が左右非対称になる

縁は全縁で波うつ

秋には黄葉し鮮やかな黄色になる

公園で見付けた樹

樹皮は灰褐色で平滑

老木になると不規則に樹皮が剥がれる

 

榊(サカキ)

常緑小高木の榊(サカキ)

モッコク科サカキ属

1月4日の誕生日木(日本植木協会)

神社や神棚に供えられ神事には欠かせない神聖な樹とされている

葉は2列互生で

濃い緑色で光沢がある長楕円形で縁は全縁

花が終わると緑色の実を付け

11月下旬の写真

沢山の丸い実は黒紫色に熟す

樹皮は赤褐色で小さな波目がつく

里山に普通に生えている

譲葉(ユズリハ)

常緑高木の譲葉(ユズリハ)

ユズリハ科ユズリハ属

1月3日の誕生日木(日本植木協会)

葉は狭長楕円形で革質で全縁。表面は深緑色で裏面は白っぽい

古い葉は、春の若葉が出るころに垂れ下がり散る。この対照が代をゆずるように見える「若葉に譲る」ことが和名の由来

そのため古くから子孫繁栄を象徴する縁起の良い樹とされ、正月飾りに使われる

葉柄は赤味を帯びる

卵型の冬芽

4月下旬の写真で、雌雄異株で全く表情が違う

写真上は雄花の赤紫色の蕾と写真下の雌花

公園で見つけた樹

樹皮は灰褐色で滑らか

 

檸檬(レモン)

常緑高木の檸檬(レモン)

ミカン科ミカン属

9月13日の誕生日木(日本植木協会)

1月下旬の写真

誰もが知る酸っぱい実でお馴染みの黄色い実は樹になる

12月上旬の写真

9月の写真

葉は光沢と香りがある

樹皮は細かい波目が入る灰色

枝や幹には大きく鋭い棘がある

 

鹿子の木(カゴノキ)

常緑高木の鹿子の木(カゴノキ)

クスノキ科ハマビワ属

1月30日の誕生日木(日本植木協会)

成木の樹皮は丸い薄片になって剥がれ落ち

その斑模様が鹿の子供に似ていることからカゴノキとなった

10月上旬の時期が過ぎた花の写真

日本産樹木では珍しく夏の暑い時期に開花する

葉は革質の長楕円形で縁は全縁

巨木も多い樹

1月下旬の樹で常緑樹のため葉は青々としていました

丸太見本

月桂樹(ゲッケイジュ)

常緑高木の月桂樹(ゲッケイジュ)

クスノキ科ゲッケイジュ属

別名:ローリエ、ローレル

9月8日の誕生日木(日本植木協会)

月桂樹は「勝利・栄誉」を示す記念樹

*古代ギリシャでは競技の勝者に月桂樹の葉で作った冠を贈る習慣があったことから

葉は独特の芳香があり「ローリエ、ローレル」の名で香辛料として料理に使われる

「クッキングハーブ」の一つ

縁は全縁で、波状になる

樹皮は灰色で細かい波目が入る

 

伊吹(イブキ)

常緑高木の伊吹(イブキ)

ヒノキ科ビャクシン属

別名:柏槇(ビャクシン)・貝塚伊吹(カイズカイブキ)

8月4日の誕生日木(日本植木協会)

剪定された樹

園芸種のカイズカイブキは公園樹、庭木、生垣として植栽されている

大阪府貝塚市、滋賀県栗東市などで市の木に指定

刈り込みなどの手入れをしないと全く別な雰囲気の樹に育つ

鱗片状の葉が線形に集まって密集する

葉はヒノキと同じ鱗片葉

樹木も幹もねじれて成長する

樹皮は赤褐色をしており、ヒノキの樹皮と同じように縦に薄くはがれる