百日紅(サルスベリ)

落葉中高木の百日紅(サルスベリ)

ミソハギ科

8月17日の誕生日木(日本植木協会)

ペン体験で使う木は兵庫県の山で伐採されました

花を咲かせる夏

秋には紅葉し

冬には葉が全く無い状態に

幹がツルツルしていて木登りが得意な猿も登るのが難しいことから「サルスベリ」名付けられたとされています

木は緻密で硬く灰色がかったピンク色

職場近くの公園で百日紅が綺麗に開花していました

白、赤、ピンクなどのカラフルな花色

夏から秋にかけて開花しその期間が長いことから「百日紅」と名付けされたみたいです

漢字と読みで二つの意味合いがあるんですね

11月下旬の写真

黒色で球形の実を沢山付けていました

ペンを作らなかったら近場で毎年綺麗に花が咲いていても全く気にもかけていませんでした

 

ラ・フランスの樹

ラ・フランス

フルーツウッド

体験で使っている樹は、山形県で果物を栽培されている

「すとうフルーツファーム」さんで大切に育てられ剪定されたものです

ラフランスの果実

ラフランスの樹

緻密な木肌は、少し赤みを帯びた黄色色で旋盤で楽に加工できます

 

博打木 (バクチノキ)

常緑樹の博打木(バクチノキ)

バラ科バクチノキ属

京都府立植物園で見付けたバクチノキ

葉は細かな鋸歯があり、先が腺になる

この樹は古い皮が絶えずはげ落ち紅黄色の珍しい木肌になることから、博打に負けて身包み剥がされ裸にされ赤くなることにたとえて(博打の木)と名付けられたそうです

地面に落ちた皮を財布に入れておくと、賭け事などに負けず金運がアップする「福の木」ともいわれている

誰かの落とした運を拾うのかなぁ

逆に樹にまだ付いている皮を剥がして財布に入れると罰として身包みを剥がされてしまいます

気を付けて下さいね!自分はちゃんと拾いました。剥がして取った皮はあの人に。冗談です

ペンはどんな効果があるのか謎です(笑)

 

メープル

落葉高木のメープル

別名:シュガーメープル、サトウカエデ

カエデ属

カナダ及びアメリカ北東部からの輸入材

メープルの木材とカナダのお土産メープルシロップ

カナダの国旗にデザインされているのがこの葉

葉は掌状に3-5裂する

秋の美しい葉色は赤、黄、緑など多様性に富む

紅葉する樹木

樹から採取した樹液で作られるメープルシロップ

日本でもごく一部の地域でカエデからメープルシロップが作られています

カナダの雪解けとともに樹木から樹液(メープルウォーター)が自然に流れだします

樹齢30〜40年くらいの、幹の太さが直径20cm以上の樹木に採取口が取り付けられます

バケツやチューブでメープルウォーターを採取します

集めた樹液を高温で糖度66%になるまで煮詰め、ろ過して不純物を取り除くと、メープルシロップになります

 

山法師(ヤマボウシ)

落葉小高木の山法師(ヤマボウシ)

ミズキ科ミズキ属

6月20日の誕生日木(日本植木協会)

5月に花を咲かせ樹全体が色付く

手裏剣のような形をした花弁に見える白いものは「総苞」という

本来の花は中心部

品種によって総苞の色はピンクにもなる

特徴的な実は9月~10月にかけて赤色に熟す。実を食べられることはあまり知られていない

実からはジャムや果実酒などが作れる

ハナミズキに似た葉は、卵状楕円形で縁は全縁だが波打つ

落葉した樹

樹皮はまだらに剥がれる

 

油瀝青(アブラチャン)

落葉低木の油瀝青(アブラチャン)

クスノキ科クロモジ属

2月27日の誕生日木(日本植木協会)

樹は1から茎が地際から数本立ち上がったような樹形(株立ち)で育つ

樹全体に油分が多く、かつては実や樹皮が燃料に使われたことからアブラチャンと呼ばれる

葉は楕円形で急鋭尖頭の全縁。葉柄は赤味を帯びる

9月下旬に丸い果実が実ってました

樹皮は灰褐色で滑らか。波目入る

枝を折ると良い香りがする(クロモジ属の特長)

 

ヨーロピアンビーチ

落葉広葉樹のヨーロピアンビーチ

別名:ヨーロッパブナ

ブナ科

ヨーロッパ各地からの輸入木材

材は淡いピンク色を帯びた乳白色

ヨーロッパの大部分で野生に育つ樹

写真のような殻果を付ける

中にはブナと同じよに種子が2個入っている

 

イーストインディアンローズウッド

広葉樹のイーストインディアンローズウッド

別名:インディアンローズウッド

マメ科ツルサイカチ属

インドからの輸入材

伐ったばかりの材からバラの様な香りがすることから名付けられた

マッカーサーエボニー

広葉樹のマッカーサーエボニー

別名:縞黒檀(シマコクタン)

カキノキ科

インドネシアの樹木

インドネシアを産地とする希少で高価な木材です

黒色と淡色の独特な縞模様が現れる

 

姥目樫(ウバメガシ)

常緑広葉樹の姥目樫(ウバメガシ)

ブナ科コナラ属

9月14日の誕生日木(日本植木協会)

体験で使う樹は兵庫県三田市の空き地で伐採されました

見つけたウバメガシの樹にはには、沢山のいろんな形のドングリが実っていてい不思議でした

ドングリは、うろこパンツの2年成

樹皮は縦に裂け目が入ります

職場近くの公園にも一本だけ植えられていました

葉は光沢がある楕円形

木は緻密で硬く、少し赤みを帯びた白色で全体に斑が入ります

高級炭の「備長炭」の材料になることで名前を知っている方も多いです