落葉高木の棗(ナツメ)
クロウメモドキカ科
9月7日の誕生日木(日本植木協会)
葉は秋になると綺麗な黄色に色付きますが葉はすぐに散ってしまいます
9月のナツメの樹には緑色の果実がたわわに実ってました
10月中旬の熟した果実
ナツメは、韓国料理のサムゲタンに入っていた乾燥棗が1番印象に残っています
抹茶を入れる蓋物茶器(なつめ)は、実の形が似ていることから、その名が付いたとされており、見れば見るほど似ていました
木は緻密で硬く褐色をした高級材
自分で作る至高の木製ペン
落葉高木の棗(ナツメ)
クロウメモドキカ科
9月7日の誕生日木(日本植木協会)
葉は秋になると綺麗な黄色に色付きますが葉はすぐに散ってしまいます
9月のナツメの樹には緑色の果実がたわわに実ってました
10月中旬の熟した果実
ナツメは、韓国料理のサムゲタンに入っていた乾燥棗が1番印象に残っています
抹茶を入れる蓋物茶器(なつめ)は、実の形が似ていることから、その名が付いたとされており、見れば見るほど似ていました
木は緻密で硬く褐色をした高級材
落葉高木のエゴノキ
別名:チシャノキ
エゴノキ科エゴノキ属
5月7日の誕生日木(日本植木協会)
体験の木は、黒柿のように色が黒くなり縞模様が入った珍しいエゴノキです
枝先いっぱいに鈴のような咲く花は、独特の美しさがあり「森のシャンデリア」と称される
下向きに咲く清楚な白い花
山で見つけた樹は6月上旬に満開に咲いていました
樹皮は灰褐色でまだら模様が入る
9月、薄緑色の可愛い小さな実がサクランボのように沢山垂れ下がっていました。エゴノキは別名「石鹸の木」と呼ばれ昔は洗浄剤として使っていた地域もあったみたいです。ムクロジも石鹸の木と言われこちらの方が知られてるような気がします
葉は卵形から楕円形で縁には細かい鋸歯がある
落葉低木の楮(コウゾ)
クワ科コウゾ属
6月8日の誕生日木(日本植木協会)
コウゾは最高級の和紙を作る材料
兵庫県の伝統工芸品「杉原紙」の産地である多可町の北部にある杉原谷でコウゾの樹と出会いました
和紙用に品質の揃ったいい皮ができるように、主枝の根元に残しながら切り取られています
コウゾを蒸し、幹から皮を剥ぎ取り、外皮を取ってた内皮が和紙の材料になります
葉の形は他のクワ類同様に場所や環境によって様々に変わる
若木の多くは写真のような切れ込みが入る
木が古くなると葉は小型化する
文旦(ブンタン)
体験で使っている木は、高知県の特産品「土佐文旦(トサブンタン)」の剪定木です
柑橘類の一種で、標準和名はザボン
今まで作ったフルーツウッドの木で1番白い象牙色(黄みのうすい灰色)の美しさに驚かされました
時間が経てば変化するかもしれませんが、体験樹種で一二を争う白さ!!
土佐文旦の樹
高知に木の勉強で行く時は、季節が合えば必ず大好きな文旦と小夏を買って帰ります
美味しくてネットお取り寄せしたことも
丸太の製材
角材にしたものを半年間自然乾燥させます
常緑高木の山桃(ヤマモモ)
ヤマモモ科ヤマモモ属
6月21日の誕生日木(日本植木協会)
公園樹や街路樹としてよく見かける
樹皮は灰白色で薬用、染料用に使われる
葉は枝の先に束状に集まる。倒披針形で一般的に全縁である
初夏に暗赤色に熟す
甘酸っぱい果実はジャムなどの材料になる
形は球形で表面にザラメに似た粒状突起がある
落葉低木の紫式部(ムラサキシキブ)
クマツヅラ科ムラサキシキブ属
11月21日の誕生日木(日本植木協会)
秋に丸い紫色の美しい実をつけるため、源氏物語の作者の名が付いた
葉は長い楕円形で縁に細かい鋸歯がある
輸出されたヨーロッパでは、ジャパニーズ・ビューティー・ベリーと呼ばれている
初夏に咲く花は、長い雄しべの先にある黄色い葯と薄紫色の花弁が美しい
冬芽は、二枚の葉が向き合い粉のような短毛が覆っている
樹皮は灰褐色で、生長とともに縦に割れて剥がれる
落葉高木のメープル
別名:シュガーメープル、サトウカエデ
カエデ属
カナダ及びアメリカ北東部からの輸入材
メープルの木材とカナダのお土産メープルシロップ
カナダの国旗にデザインされているのがこの葉
葉は掌状に3-5裂する
秋の美しい葉色は赤、黄、緑など多様性に富む
紅葉する樹木
樹から採取した樹液で作られるメープルシロップ
日本でもごく一部の地域でカエデからメープルシロップが作られています
カナダの雪解けとともに樹木から樹液(メープルウォーター)が自然に流れだします
樹齢30〜40年くらいの、幹の太さが直径20cm以上の樹木に採取口が取り付けられます
バケツやチューブでメープルウォーターを採取します
集めた樹液を高温で糖度66%になるまで煮詰め、ろ過して不純物を取り除くと、メープルシロップになります
落葉小高木の山法師(ヤマボウシ)
ミズキ科ミズキ属
6月20日の誕生日木(日本植木協会)
5月に花を咲かせ樹全体が色付く
手裏剣のような形をした花弁に見える白いものは「総苞」という
本来の花は中心部
品種によって総苞の色はピンクにもなる
特徴的な実は9月~10月にかけて赤色に熟す。実を食べられることはあまり知られていない
実からはジャムや果実酒などが作れる
ハナミズキに似た葉は、卵状楕円形で縁は全縁だが波打つ
落葉した樹
樹皮はまだらに剥がれる
落葉低木の油瀝青(アブラチャン)
クスノキ科クロモジ属
2月27日の誕生日木(日本植木協会)
樹は1株から茎が地際から数本立ち上がったような樹形(株立ち)で育つ
樹全体に油分が多く、かつては実や樹皮が燃料に使われたことからアブラチャンと呼ばれる
葉は楕円形で急鋭尖頭の全縁。葉柄は赤味を帯びる
9月下旬に丸い果実が実ってました
樹皮は灰褐色で滑らか。波目入る
枝を折ると良い香りがする(クロモジ属の特長)
落葉広葉樹のヨーロピアンビーチ
別名:ヨーロッパブナ
ブナ科
ヨーロッパ各地からの輸入木材
材は淡いピンク色を帯びた乳白色
ヨーロッパの大部分で野生に育つ樹
写真のような殻果を付ける
中にはブナと同じよに種子が2個入っている