パロサント

広葉樹のパロサント

別名:ホーリーウッド、ブルセラグラベオレンス

カンラン科

ペルー、エクアドル原産

ラテンアメリカの先住民や南米では古代から魔よけの儀式などに使う特別な香木

火を近づけると簡単に着火し優しい香りが広がります

木は油分を豊富に含み、濃厚な芳香があるのが特徴です

2006年には伐採を禁止し、自然に枯れ落ちたものだけが収穫可能

 

白檀(ビャクダン)

常緑樹の白檀(ビャクダン)

ビャクダン科の半寄生の熱帯性常緑樹

インド原産

沈香と並んで有名な貴重な香木の一つ

インド政府が植林や伐採、販売を管理し50g以上の材は輸出禁止

春に濃い紫色の小さな花を咲かす

白檀独特の香りが生れるのには、50年以上の歳月がかかると言われている

甘く爽やかな香りは人の心を和らげる

モンキーポッド

常緑高木のモンキーポッド

別名:レインツリー、アメリカネムノキ

マメ科ネムノキ属

中南米、フロリダ、ハワイなどに自生する

日立グループのテレビCM「この木~♪何の木~?気になる木♪~」に登場する樹は、ハワイ・オアフ島にあるモンキーポッドの大樹です

樹冠は枝を左右対称に大きく広げた形をしている

枝先に10~20個の花が集まった扇状の淡い紅白色の花を咲かせます

日本の合歓木(ネムノキ)とそっくりの花です

葉は雨天時と夕方に折りたたまれる就眠運動をすることから「レインツリー」とも呼ばれます

日本の合歓木(ネムノキ)の就眠運動では、まるで眠っているように眠る木「ネムノキ」の和名になりました

 

バックアイバール

落葉広葉樹のバックアイバール

バックアイ→オハイオトチノキ、アメリカトチノキ

バール→木のコブ

トチノキカ科

米国の中西部に自生する

バックアイバール特有の黒みがかった青色と木目の流れ

唯一無二のバールはその美しさを珍重され通常の木目とは違う奥深さがあり、同じ樹種でもかなり様相に違いが見られます

コブが出来たオハイオトチノキ

一般的なオハイオトチノキ

日本の栃の実にそっくりな実を付けます

実がBuck(オス鹿)のEye(眼)に似ているから名が付いたみたいです

写真のような特徴的な花を咲かせます

葉は掌状または羽状複葉で対生する

 

メイプルバール

落葉高木のメイプル

バール→コブ

別名:シュガーメープル、サトウカエデ

カエデ属

カナダ及びアメリカ北東部に自生する

アメリカからの輸入材

メイプルバールは木によって表情豊かで全く違うものもあります

唯一無二のバールはその美しさを珍重され通常の木目とは違う奥深さがあり、同じ樹種でもかなり様相に違いが見られます

メイプルに出来たコブ

カナダの国旗にデザインされているのがこの葉

葉は掌状に3-5裂する

秋の美しい葉色は赤、黄、緑など多様性に富む

紅葉する樹木

樹から採取した樹液で作られるメープルシロップ

日本でもごく一部の地域でカエデからメープルシロップが作られています

カナダの雪解けとともに樹木から樹液(メープルウォーター)が自然に流れだします

樹齢30〜40年くらいの、幹の太さが直径20cm以上の樹木に採取口が取り付けられます

バケツやチューブでメープルウォーターを採取します

集めた樹液を高温で糖度66%になるまで煮詰め、ろ過して不純物を取り除くと、メープルシロップになります

 

スポルテッドメイプル

落葉高木のメイプル

スポルテッド→腐食した

別名:シュガーメープル、サトウカエデ

カエデ属

カナダ及びアメリカ北東部に自生する

アメリカからの輸入材

スポルテッドメイプルは独特の色合いと不思議な黒いラインが入ります

木の内部に菌が入って木材を腐食させてしまうことでできた杢です

カナダの国旗にデザインされているのがこの葉

葉は掌状に3-5裂する

秋の美しい葉色は赤、黄、緑など多様性に富む

紅葉する樹木

樹から採取した樹液で作られるメープルシロップ

日本でもごく一部の地域でカエデからメープルシロップが作られています

カナダの雪解けとともに樹木から樹液(メープルウォーター)が自然に流れだします

樹齢30〜40年くらいの、幹の太さが直径20cm以上の樹木に採取口が取り付けられます

バケツやチューブでメープルウォーターを採取します

集めた樹液を高温で糖度66%になるまで煮詰め、ろ過して不純物を取り除くと、メープルシロップになります

 

ウォルナットバール

落葉樹のウォルナット

バール=コブ

木材の別名:ブラックウォルナット

クルミ科クルミ属

ウォルナットバール特有の黒と茶の波打つコントラスト

唯一無二のバールはその美しさを珍重され通常の木目とは違う奥深さがあり、同じ樹種でもかなり様相に違いが見られます

アメリカからの輸入木材

世界三大銘木の一つ(チーク、マホガニー、ウォルナット)

クルミの実がなる

芯材は、明るい淡い茶色から暗いチョコレート色

果実のクルミは古来より世界中で食されてきました

 

アンブロージアメープル

落葉高木のメープル

アンブロシア→アンブロシア菌

別名:アンブロシアメープル、ワーミーメープル

カエデ属

カナダ及びアメリカ北東部に自生する

アメリカからの輸入材

変色したデザインが美しい

メイプルの幹に穴をあけ侵入した虫がアンブロシア菌を運び、その後周囲を汚し変色させた木です

カナダの国旗にデザインされているのがこの葉

葉は掌状に3-5裂する

秋の美しい葉色は赤、黄、緑など多様性に富む

紅葉する樹木

樹から採取した樹液で作られるメープルシロップ

日本でもごく一部の地域でカエデからメープルシロップが作られています

カナダの雪解けとともに樹木から樹液(メープルウォーター)が自然に流れだします

樹齢30〜40年くらいの、幹の太さが直径20cm以上の樹木に採取口が取り付けられます

バケツやチューブでメープルウォーターを採取します

集めた樹液を高温で糖度66%になるまで煮詰め、ろ過して不純物を取り除くと、メープルシロップになります

 

ボグオーク

ボグオーク

ボグ=沼地、湿地帯

オーク=ブナ科コナラ属の総称

東ヨーロッパの沼地から出土したオークです

泥炭の沼地に数百年から数千年もの間埋まっていたオークです

土壌中の酸素が欠乏することのより分解から木材は守られて形が残ります

泥炭に含まれる鉄分や他のミネラル分が木材のタンニンと反応し、木材は徐々に暗褐色からほぼ黒色になります

沼地に育つオークの樹

 

ボックスエルダーバール

落葉高木のトネリコバノカエデ

バール=コブ

別名:ボックスエルダー・メイプル、ネグンドカエデ

カエデ科

北アメリカに自生する

街路樹や防風林のために東部と中西部に広く植えられていました

葉は長楕円状卵形で 先が鋭くとがり、上半部に大きな鋸歯がある

花弁のない小さな花が、葉腋から対生状に垂れ下がる細い糸状の花柄に咲く

種子は扁平で細長く、鞘エンドウに似ている