ペアウッド

落葉高木のペアウッド

別名:セイヨウナシ(西洋梨)

バラ科ナシ属

ヨーロッパ全域で果実を収穫するために栽培されている

ドイツからの輸入木材

日本国内を含めて世界各地で沢山の品種が食用として栽培されている

秋に収穫された果実は、冷蔵熟成させて甘さと香りを出します

果樹園で栽培されている樹の剪定木

4月~5月頃に真っ白な花を咲かせます

 

ローソンヒノキ

針葉樹のローソンヒノキ

別名:ベイヒ

ヒノキ科ヒノキ属

米国オレゴン州の太平洋沿岸に自生する

日本の檜とはまた違った強めのいい香りがする

多くの栽培品種が観賞用として世界中に広がっている

樹皮は灰褐色で縦に長く裂ける

球果は、球形で緑色から赤褐色に変化します

葉は「サワラ」に似た柔らかい鱗葉で垂れ下がる

葉裏には白色の気孔帯がX字型にある

神戸市立森林植物園で樹を見ることができる

 

ホンジュラスマホガニー

広葉樹のホンジュラスマホガニー

別名:オオバ・マホガニー、ブラジリアンマホガニー

センダン科マホガニー属

産地はメキシコ南部、コロンビア、ベネズエラ、ペルーなどに分布している

世界三大銘木の一つ(チーク、ウォルナット、マホガニー)

板材や原木を輸出入するには盗品ではないという生産者の証明書類が必要である

果実は空に向かって上向きに成長するため、「スカイフルーツ」と呼ばれる

薄灰色から茶色のカプセルで、中に翼のある種子が入っています

長楕円形の大きな葉を付けます

 

ジリコテ

落葉高木のジリコテ

別名:シャム柿、シリコーテ

ムラサキ科カキバチシャノキ属

メキシコからの輸入木材

大きくて明るいオレンジ色の花を咲かす

 

苗代茱萸(ナワシログミ)

常緑低木の苗代茱萸(ナワシログミ)

別名:トキワグミ

グミ科グミ属

苗代(田んぼに植える稲の苗を育てる場所)をつくる時期5月~6月に実が熟すためこの名前が付いた

3月下旬の樹には緑色の小さな実がなっていました

葉は革質の長楕円形。縁は鋸葉でやや内側に曲がる

樹皮はなめらかで皮目が点在する。樹はあまり太くならない

材は緻密で粘りがあり、玄能やノミの柄に使われる

 

サイカチ

落葉高木のサイカチ

別名:カワラフジノキ

マメ科サイカチ属

9月25日の誕生日木(日本植木協会)

大型のマメができることでも知られている樹

マメ果は大きいもので30cmにもなり、ねじれたサヤが多数ぶら下がる

実にはサポニンの物質が含まれていることから、昔は洗濯石鹸として使われていた

幹には鋭く長い棘がある。棘は枝が変化してでいたもので成長に伴って分岐する

老木になると棘は無くなる

落葉した1月の樹木

 

ソメイヨシノのボールペン

大阪の住宅地で倒木の危険から伐採された

「染井吉野(ソメイヨシノ)」でボールペンを作りました。

全国に植えられている桜の80%が「ソメイヨシノ」とされています。

木材としては山桜のように流通しておらず自分も写真のボールペンが初めての加工で、

木肌は緻密で蜂蜜色をしていました。

ソメイヨシノはエドヒガンザクラとオオシマザクラを交配させて生まれた桜みたいです。

また一つ桜の木を知ることができました。

(ソメイヨシノはただ今乾燥中)

馬酔木(アセビ)

常緑低木の馬酔木(アセビ)

ツツジ科アセビ属

3月9日の誕生日木(日本植木協会)

1月下旬に見つけた満開の樹

名前が万葉集にも登場するほど古くから親しまれている樹

樹には鈴なりに花が咲いていました

下向きに咲く小さな白い壺状の花

写真は1月中旬の大きくなった蕾

自生するアセビの花色は白ですが、公園で見付けた樹は薄紅色のものでした

樹には小さな蕾がいっぱい

満開に咲いた薄紅色の花。2月下旬の写真

枝の先に集まって互生する葉は、縁に荒く小さい鋸歯がある

樹皮は縦に細かく裂ける

樹齢を重ねた幹はネジキと同じようにねじれる特徴がある

 

竹(タケ)

常緑性の多年草の竹(タケ)

イネ科タケ亜科

60年~120年に一度、花を咲かせると言われています

竹は例外的に「木」として分類されています。しかし木化はしません

竹は1日で50cm以上も伸び、2ヶ月程で成長が止まります

木のような年輪はありません

竹の葉

 

木大角豆(キササゲ)

落葉高木の木大角豆(キササゲ)

別名:アズサ

ノウゼンカズラ科 キササゲ属

9月23日の誕生日木(日本植木協会)

果実が豆のササゲに似ていることからキササゲと名付けられた

豆のササゲに似た長さ30cmにもなる細長い果実が特徴

花は内側に暗紫色の斑点のある白色の花を咲かす

1月中旬の樹

この実は冬の間も樹に残る

樹皮は灰褐色で、縦に浅く裂ける