アフリカオリーブ

常緑高木のオリーブ(アフリカ)

モクセイ科オリーブ属

北アフリカで育った木です

体験できるオリーブの木は3種類です

イタリアオリーブ、アフリカオリーブ、庭木で育てられたオリーブ

イタリアとアフリカは、蜂蜜色に黒褐色から黒色の縞模様

庭木のオリーブは淡い白黄色で縞模様は入りません

輸入されたオリーブの木はオリーブ農家で育てられた剪定木です

北アフリカはヨーロッパに次ぐオリーブオイル生産国です。

オリーブ栽培面積は、スペインに次ぐ世界第2位

オリーブの巨木

 

一位(イチイ)

常緑針葉樹の一位(イチイ)

別名:オンコ

イチイ科イチイ属

12月21日の誕生日木(日本植木協会)

木編ではない珍しい名前の木

名前の由来は、この木で笏(しゃく)を作り、正一位を授けたことから一位と呼ばれる様になったみたいです

飛騨の高山では「一位一刀彫」という伝統の工芸がある

樹皮は赤褐色で剥離する

葉は線形をした濃緑色で、先端は尖っているが柔らかく触っても痛くない

裏面は淡緑色

秋には鮮紅色で美しい多肉質の球果が熟す

中国地方の大山の頂上に野生種が自生していて「特別天然記念物」に指定されている

赤木(アカギ)

常緑高木の赤木(アカギ)

トウダイグサカ科アカギ属

木材は沖縄以外でほとんど流通していないため珍しい

沖縄では暴風植栽、街路樹、庭木として普通に見かける

南西諸島及び小笠原諸島で群生している樹

幹は遠目で見ると赤っぽい

肌や材の色が赤いことから沖縄での呼び名が和名になったとされている

秋には黄褐色の実を鈴なりに付ける

雌雄異株

葉は卵形~卵状楕円形で縁は鈍鋸歯

京都府立森林植物園で樹を見ることができる

 

桃玉名(モモタマナ)

半常緑高木の桃玉名・桃玉菜(モモタマナ)

別名:コバテイシ

シンクシン科モモタマナ属

木材は沖縄以外でほとんど流通していないため珍しい

琉球列島及び小笠原諸島に根ざす樹木

木陰を作る樹として、街路樹や公園樹として植栽されている

葉は長丸で縁は全縁

真っ赤に紅葉した落ち葉

落葉前に紅葉する葉は、常緑樹の世界である沖縄では珍しい

果実は楕円形で、海水に浮かんで散布される

初め緑色で熟すと黄色くなり、黒褐色になり落果します

 

ボグオークのペン

新しいペン材料準備中

今回作ったのは「ボグオーク」のボールペンです

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「Bog Oak」

Bog =沼

東ヨーロッパの古代の沼地から出土したオークです

西洋神代木

 

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一般的なオークと並べてみました

濃い黒緑色のカッコいいボールペンが完成

 

福木(フクギ)

常緑高木の福木(フクギ)

オトギリソウ科フクギ属

木材は沖縄以外でほとんど流通していないため珍しい

南西諸島に自生する熱帯性の常緑樹

福を呼ぶ緑のトンネル

沖縄の福木並木道

沖縄のパワースポットとしても知られている

厚い革質の全縁の葉は長楕円形で光沢がある

葉の付け根にまとまって白い花を咲かせる

果実はカキを小さくしたような形でオレンジ色に熟す

 

相思樹(ソウシジュ)

常緑樹の相思樹(ソウシジュ)

マメ科アカシア属

木材は沖縄以外でほとんど流通していないため珍しい

琉球列島及び小笠原諸島で見られる樹木

花は黄色で球状に集まって咲く

 

黒柿(クロガキ)

落葉高木の柿(カキ)

カキノキ科カキ属 フルーツウッド

10月5日の誕生日木(日本植木協会)

柿の古木で見つかる大変珍しい神秘の銘木(黒柿)

柿の木に黒色の縞模様があることが稀にあり、そうした材を黒柿(クロガキ)と言う

黒一色だけでなく墨で描いたような様々な紋様が現れ、その魅力に心奪われます

正倉院の宝物でもこの黒柿が沢山つかわれています

黒柿と柿のボールペンと木を並べてみました

地元では田んぼの近くに残っている樹は柿でした

果実を取るために伐らずに残されています

二種類の柿の葉

郷土料理「柿の葉寿司」酢飯と鯖や鮭などの切り身を合わせ、柿の葉で包んだ寿司があります

お盆の時期の柿の実

先が尖がって細長いから渋柿だと思います

秋には皆さんよく知るオレンジ色に熟した柿の実に

バリバリノキ

常緑高木のバリバリノキ

別名:アオカゴノキ

クスノキ科カゴノキ属

一度聴いたら忘れられない名前

風で葉と葉が擦れる音から名が付いた説と、枝や葉に油分が多くよく燃えるからという説がある

樹皮は灰色で平滑

全縁の葉は光沢がある披針形で先端が鋭く尖る。枝の先端部分に集まって付く

 

水楢(ミズナラ)

落葉高木の水楢(ミズナラ)

別名:オオナラ

ブナ科コナラ属

鱗パンツで大きめの1年成ドングリが実る

枝先に集まる葉は、葉柄は無く卵状長楕円形で縁には大型の鋸歯がある

樹皮は灰褐色で、縦に不規則な裂け目が入り薄片状に剥がれる

幹や枝に含まれる水分が多く、燃えにくいことから水+楢でミズナラに

丸太見本