落葉高木の椋の木(ムクノキ)
別名:椋(ムク)
ニレ科ムクノキ属
ケヤキやエノキの仲間で身近に出会える
公園で見付けた樹
大木を見かけることも多い
樹皮は灰淡褐色で縦に小さい皮目が入る
老木は割れて短冊状の薄片となり剥がれて落ちる
葉は卵状長楕円形で葉先が尖り、縁に鋭鋸歯がある
昔、木工ではムクの葉を乾燥させて紙やすりとして使っていた
9月下旬の球形で緑色の実。熟すと黒くなる
自分で作る至高の木製ペン
落葉高木の椋の木(ムクノキ)
別名:椋(ムク)
ニレ科ムクノキ属
ケヤキやエノキの仲間で身近に出会える
公園で見付けた樹
大木を見かけることも多い
樹皮は灰淡褐色で縦に小さい皮目が入る
老木は割れて短冊状の薄片となり剥がれて落ちる
葉は卵状長楕円形で葉先が尖り、縁に鋭鋸歯がある
昔、木工ではムクの葉を乾燥させて紙やすりとして使っていた
9月下旬の球形で緑色の実。熟すと黒くなる
常緑高木の樅(モミ)
ツバキ科ナツツバキ属
12月24日の誕生日木(日本植木協会)
日本ではクリスマスツリーというとモミを思い浮かべる人が多いが、ヨーロッパで使われる木は一般的にトウヒである
植物園で11月下旬に出会ったモミです。緑ではなく色が変わっていてツリーの様に綺麗でした
樹皮は壮齢で灰色、老木で暗灰色になり鱗片状に浅く割れて剥げる
葉は密生し、基部は細く丸い葉痕でらせん状に着く
ウラジロモミは葉裏が白く目立つ
ウラジロモミのクリスマスツリー
広葉樹のアフリカンパドウク
木材名:パドック、パドウク
マメ科
ナイジェリア南東部からコンゴ民主共和国東部原産
心材は血のような鮮紅色をしており、時間とともに赤い縞の入った暗紫褐色になる
斬ると赤いガム(樹液)が豊富に染み出します
芯材はアフリカで布、繊維、衣服の赤い着色染料として使用されている
コンゴ民主共和国では、赤い木粉に油を混ぜて作られたものがボディ化粧品として広く使われています
花は明るい黄色またはオレンジイエロー
種子は平らで茶色から黒に変わります
葉は卵形から楕円形で革のように滑らか
広葉樹のパロサント
ハマビシ科
パラグアイ原産
同じハマビシ科のリグナムバイタと材質がよく似ており、ともに緑壇と呼ばれる
材は非常に重く、非常に硬い、耐久性もある
木材中に15%前後の多くの樹脂と精油物質を含み、気持ちよい香りがある
加工時は写真右の茶褐色→空気や光に触れるとにより写真左の濃緑褐色への変化する
*写真はリグナムバイタの変色の様子です。パロサントは緑がもっと濃くなります
常緑高木のモンキーポッド
別名:レインツリー、アメリカネムノキ
マメ科ネムノキ属
中南米、フロリダ、ハワイなどに自生する
日立グループのテレビCM「この木~♪何の木~?気になる木♪~」に登場する樹は、ハワイ・オアフ島にあるモンキーポッドの大樹です
樹冠は枝を左右対称に大きく広げた形をしている
枝先に10~20個の花が集まった扇状の淡い紅白色の花を咲かせます
日本の合歓木(ネムノキ)とそっくりの花です
葉は雨天時と夕方に折りたたまれる就眠運動をすることから「レインツリー」とも呼ばれます
日本の合歓木(ネムノキ)の就眠運動では、まるで眠っているように眠る木「ネムノキ」の和名になりました
落葉広葉樹のバックアイバール
バックアイ→オハイオトチノキ、アメリカトチノキ
バール→木のコブ
トチノキカ科
米国の中西部に自生する
バックアイバール特有の黒みがかった青色と木目の流れ
唯一無二のバールはその美しさを珍重され通常の木目とは違う奥深さがあり、同じ樹種でもかなり様相に違いが見られます
コブが出来たオハイオトチノキ
一般的なオハイオトチノキ
日本の栃の実にそっくりな実を付けます
実がBuck(オス鹿)のEye(眼)に似ているから名が付いたみたいです
写真のような特徴的な花を咲かせます
葉は掌状または羽状複葉で対生する
針葉樹のラジアターパイン
別名:ラジアタパイン、ラジアータマツ
マツ科マツ属
ニュージーランドやチリから輸入されている
ラジアターパインは集成材の板として見かけることが多い
樹皮は亀裂があり濃い灰色されます
花粉を蓄えた雄花
葉は3本の葉が出る三葉松
松かさが付いています
世界でもっとも植えられている松です
造林木(植え育てて森林をつくり伐採された木)の丸太
落葉高木のサイカチ
別名:カワラフジノキ
マメ科サイカチ属
9月25日の誕生日木(日本植木協会)
大型のマメができることでも知られている樹
マメ果は大きいもので30cmにもなり、ねじれたサヤが多数ぶら下がる
実にはサポニンの物質が含まれていることから、昔は洗濯石鹸として使われていた
幹には鋭く長い棘がある。棘は枝が変化してでいたもので成長に伴って分岐する
老木になると棘は無くなる
落葉した1月の樹木
常緑低木の馬酔木(アセビ)
ツツジ科アセビ属
3月9日の誕生日木(日本植木協会)
1月下旬に見つけた満開の樹
名前が万葉集にも登場するほど古くから親しまれている樹
樹には鈴なりに花が咲いていました
下向きに咲く小さな白い壺状の花
写真は1月中旬の大きくなった蕾
自生するアセビの花色は白ですが、公園で見付けた樹は薄紅色のものでした
樹には小さな蕾がいっぱい
満開に咲いた薄紅色の花。2月下旬の写真
枝の先に集まって互生する葉は、縁に荒く小さい鋸歯がある
樹皮は縦に細かく裂ける
樹齢を重ねた幹はネジキと同じようにねじれる特徴がある
落葉高木の木大角豆(キササゲ)
別名:アズサ
ノウゼンカズラ科 キササゲ属
9月23日の誕生日木(日本植木協会)
果実が豆のササゲに似ていることからキササゲと名付けられた
豆のササゲに似た長さ30cmにもなる細長い果実が特徴
花は内側に暗紫色の斑点のある白色の花を咲かす
1月中旬の樹
この実は冬の間も樹に残る
樹皮は灰褐色で、縦に浅く裂ける