落葉高木の欅(ケヤキ)
ニレ科ケヤキ属
昔から尊ばれてきた日本人に馴染みの深い樹
日本を代表する巨木の一つ
推定樹齢1000年以上の国指定天然記念物の「野間の大ケヤキ」です
大阪府豊能郡能勢町のケヤキの巨木
樹は扇型に空に向かって美しく広がる
山野に自生する他、公園・街路樹としても沢山植えられているので見かけることが多い
葉は縁には特徴的な鋭い鋸歯がある
紅葉が美しい樹で樹によって葉の色が異なる
樹皮は灰紫褐色で樹齢を重ねると薄い片となって剥がれ落ちる
若木では横に皮目が多く全体としては滑らか
木材としても人気が高く、京都の清水寺にある清水の舞台には186本のケヤキの柱で作られている
神社仏閣の柱の他、和太鼓やテーブルの一枚板、お盆や器に茶筒などでも使われている