常緑小高木の樒(シキミ)
シキミ科シキミ属
3月下旬に白い花を咲かせます
下向きに咲く花は、樹を見上げると花がこちらを向いてくれます
実は有毒成分を含むため「悪しき実」とされ、これが訛ってシキミと呼ばれるようになりました
果実は熟すと裂けて種子を落とす
形状が中華料理で多用されるトウシキミの乾燥実(八角)に似ることから誤食されやすい
葉は表面に光沢があり、縁は全縁
緑で美しい葉を仏事に使うため、漢字にしたときに「佛(ほとけ)」が木編に付く
葉と葉の付け根に冬芽が付く
樹皮は暗灰褐色で浅く縦裂する