柞の木(イスノキ)

常緑高木「柞の木(イスノキ)」

マンサク科

花は雌雄同株で花弁(花びら)がありません

丸いのが雄花、右写真二股状に伸びたものが雌しべです

3月下旬に米粒大の紅色をした花を咲かせます

ボールペンで使う木は南九州で伐採されたものです

樹皮は暗灰色で 老木は鱗片状に剥がれる

葉は長楕円形で縁は全縁

木は緻密で非常に硬く、国産材には珍しい濃い茶色をしており、比重が1前後で使った木は水に沈みました

硬さと木肌の美しさから三味線の棹や高級な木刀、そろばん、拍子木などに使われています