ココナッツ
別名:ココヤシ
単子葉植物ヤシ科
熱帯アジアが原産とされる
おそらくヤシ科植物の中で最も有名で、世界中の熱帯地域で栽培されている
東南アジアからの輸入材
幹はまっすぐには直立せずやや斜めに伸び、途中がよく屈曲する
葉の長さは5メートルにもなる羽状複葉で、基部から先端まで細長い小葉を両側に着ける
樹は海洋の小島では唯一の材木となる
果実は熟すと先のとがった30㎝程の緑色の楕円形になる
固い殻の内部の周縁部には固形胚乳の層があり、中心近くには液状胚乳ココナッツジュースが入っている
胚乳はそのまま食べられるほか、ココナッツミルクなどに加工して料理に使われる
皮からは繊維を取り出してロープやたわしなどができなど実は全ての部分が利用される
果実は海水によく浮かび、遠距離への種子の散布ができ、浜辺で打ち上げられてそこで発芽する