染井吉野(ソメイヨシノ)

落葉高木の染井吉野(ソメイヨシノ)

バラ科サクラ属

4月1日の誕生日木(日本植木協会)

日本で最も多く植えられているサクラ

花びらが5枚で、茎から3~5個の花を開く

花見で主役の美しいソメイヨシノ

咲き始めは淡紅色、満開になると白色に

4月下旬に実がなっていました

ソメイヨシノ同士では実ができないので、樹の周りに種類の違う桜の木があると受粉する

樹皮は横長の皮目が入り灰褐色~暗灰色でなめらか

秋に黄色や赤褐色に紅葉し落葉する

葉は楕円形で縁には不揃いな鋸歯がある

庭木として育てられ大きくなり過ぎて伐採された樹

丸太を製材した時の様子

 

江戸彼岸(エドヒガン)

落葉高木の 江戸彼岸(エドヒガン)

バラ科サクラ属

3月20日の誕生日木(日本植木協会)

ペン体験の木は、新名神川西インターの建設に伴い4年前に伐採された日本三大桜のひとつ推定樹齢70年の江戸彼岸です

日本に自生するサクラ属の基本野生種の一つ

言われの由来は、江戸でお彼岸の頃に花が咲いたところから江戸彼岸と言われてきました

1月中旬の冬芽

写真左が江戸彼岸の樹皮とボールペン、写真右が山桜の樹皮とボールペン

同じサクラ属でも樹皮は全く違います

 

山桜 (ヤマザクラ)

落葉高木の山桜 (ヤマザクラ)

バラ科サクラ属

4月11日の誕生日木(日本植木協会)

ペン体験の木は、兵庫県の山で腐って倒木の恐れがあり伐採された推定樹齢100年以上の山桜です

写真は京都府立植物園の山桜です

赤褐色の若葉と一緒に淡紅白色の花を咲かせます

4月下旬には小さな実が付いていました

葉は卵形あるいは長楕円形で、縁には鋭い鋸歯がある

秋には美しい紅葉も楽しませてくれる

12月に撮影した冬芽

樹皮は伝統工芸の「樺細工」で使われ、茶筒や小箱、煙草入れなどが作られている

木肌は緻密で褐色、ペン作り体験でも人気のある樹種の一つです

ペンの木を通して学んだおかげで少し桜の樹種が分かる様になり、桜を今まで以上に好きになりました