ホリー

常緑低木のホリー

別名:コモンホリー、西洋柊(セイヨウヒイラギ)

モチノキ科 モチノキ属

ヨ-ロッパ 原産の樹

ケルト人の聖木で魔除に使われている

普通は低木ですが、自生地では高木になります

葉は縁に棘のある楕円形が互生し、雌雄異株です

11月頃には球形の果実が赤く熟します。「クリスマスホーリー」とも呼ばれ、クリスマスの飾りに使われます

 

マンゴー

常緑高木のマンゴー

ウルシ科 マンゴー属

原産地はインドからインドシナ半島周辺と推定されている

インド果樹園の剪定木

果肉は黄橙色をしていて多汁で特有の香りと濃厚な甘味が楽しめます

生食はもちろんですが、マンゴーを使ったプリン、ケーキ、アイスクリームなどの加工品も人気があります

現在では500以上の品種が栽培されている

インドは世界最大のマンゴー生産国

年間収穫量は約160万トンで世界各国に輸出されています

3月から5月にかけて実り始め7月頃に終わる

 

黒灰(クロバイ)

常緑小高木の黒灰(クロバイ)

別名:トチシバ,ソメシバ

ハイノキ科 ハイノキ属

1月の樹木

高い部分にしか枝葉が無く写真を撮れませんでした

ハイノキ科の多くはアルミニウムを含む

そのため燃やした灰を染色の媒染剤に用いられることから「灰の木」と呼ばれる

樹皮は灰色で小さな点々がある

 

ダグラスファー

常緑針葉樹のダグラスファー

別名:米松(ベイマツ)、アメリカトガサワラ

マツ科トガサワラ属

カナダ、アメリカ合衆国本土にかけての北米大陸太平洋岸に分布する

北米からの輸入木材

神戸市立森林植物園で見ることができる

ベイマツという名前ですが、アカマツやクロマツなどと同じマツ属の樹木ではなく、トガサワラ属に属する

樹皮は灰色で縦方向の裂け目があり鱗状に剥がれる

 

黄肌(キハダ)のボールペン

黄金色に輝く樹皮は自然の神秘!!
落葉広葉樹「黄肌(キハダ)」でボールペンを作りました。

右のペンは縮杢入りのキハダです。
黄金色の樹皮は、和薬の元祖とも言われる陀羅尼助の主原料です。
陀羅尼助丸は胃腸薬として家にもあります。

皮はぎ作業の写真は長野県小谷村のキハダで、

この村では皮だけでなく木も利用するプロジェクトを進められています。

8月4日の誕生日木「伊吹(イブキ)」

誕生日木のご紹介(日本植木協会)

今回は8月4日の誕生日木「伊吹(イブキ)」です。

園芸品種は貝塚伊吹です。

伊吹は、剪定によって全く違う育ち方をすることには驚かされました。

 

台湾桧のボールペン

首里城で名前を一般的によく耳にするようになった

「台桧、台湾桧(タイヒ、タイワンヒノキ)」を使ってボールペンを作りました。

写真の丸太は薬師寺で開催された特別公開展で展示されていた

樹齢1000年の長さ14.2m直径1.76mの台湾檜丸太です。
薬師寺の金堂、西塔にも台桧は使われています。

台桧は名前の通り台湾産の桧で、飴色で年輪の密度が高く、

加工する前から独特な刺激の強い芳香があります。
自分にとっては今までで1番の香りの広がりと強さでした。